僕のヒーローアカデミアの【メインキャラクター】完全解説! 人気投票や個性も

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僕のヒーローアカデミアの【メインキャラクター】完全解説! 人気投票や個性も

僕のヒーローアカデミアを見始めたばかりの方や、これから見ようと思っている方にとって、登場人物の多さに圧倒されることってありますよね。

主人公の緑谷出久やライバルの爆豪勝己、轟焦凍といった名前は聞いたことがあっても、それぞれの個性や関係性、声優さんまで把握するのはなかなか大変です。

特に僕のヒーローアカデミアのメインキャラクターについては、雄英高校1年A組だけでも20人いますし、プロヒーローやヴィランを含めるとかなりの人数になります。

人気ランキングや最強キャラが誰なのか、公式の人気投票の結果なども気になるところですよね。

そこで今回の記事では、僕のヒーローアカデミアの主要な登場人物を中心に、個性の詳細や人気投票の結果、声優情報まで詳しく解説していきます。

2024年に原作が完結し、2025年秋にはアニメFINAL SEASONの放送も控えていますので、今のうちにキャラクターをしっかり把握しておくと、より深く作品を楽しめますよ。

この記事でわかること
  • 主人公デクをはじめとする雄英高校1年A組の主要メンバーの個性と魅力
  • 公式人気投票で7年連続1位を獲得した爆豪勝己の人気の理由
  • オールマイトやエンデヴァーなどプロヒーローの詳細情報
  • 死柄木弔や荼毘などヴィラン連合の重要キャラクター
目次

僕のヒーローアカデミアの「メインキャラクター」完全ガイド

僕のヒーローアカデミアの「メインキャラクター」完全ガイド

ここからは、僕のヒーローアカデミアの中心となるキャラクターたちを詳しく見ていきます。

主人公の緑谷出久から、ライバルたち、そして物語の鍵を握る重要人物まで、それぞれの個性や背景、魅力をたっぷりとお伝えしていきますね。

本作の魅力は、個性豊かなキャラクターたちが織りなす成長物語にあります。雄英高校という舞台で繰り広げられるヒーロー育成の日々は、笑いあり涙ありの感動ストーリーとなっています。

主人公緑谷出久の個性と成長

緑谷出久、通称デクは本作の主人公です。誕生日は7月15日、身長166cm、血液型O型の15歳で、声優は山下大輝さんが担当されています。

静岡県あたりの出身で、母親の緑谷引子と二人暮らしをしています。

父親の緑谷久は火を吹く個性を持っていますが、海外に単身赴任中でほとんど登場しません。

デクの最大の特徴は、元々は無個性だったにもかかわらず、トップヒーローのオールマイトから「ワン・フォー・オール」という特別な個性を継承したという点です。

この個性は歴代継承者の力をストックし、次の世代へ譲渡できる唯一無二の能力なんです。個性が当たり前の世界で無個性として生まれたデクは、幼い頃から周囲にバカにされ、特に幼馴染の爆豪からは「デクノボウ」と呼ばれて見下されていました。

しかし、そんな逆境の中でもヒーローへの憧れを捨てなかったデク。中学3年生の時に起きたヘドロ・ヴィラン事件で、爆豪を助けるために体が勝手に動いてしまったその行動が、オールマイトの心を動かしたんです。

「君はヒーローになれる」という言葉は、デクの人生を180度変える言葉となりました。

ワン・フォー・オールの能力

デクが継承したワン・フォー・オールは、9代目となる彼の代で大きく開花します。物語が進むにつれて、歴代継承者が持っていた6つの個性も使えるようになるんです。

これは前代未聞の現象で、デクの世代でワン・フォー・オールが完成形に近づいたことを意味しています。

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個性名能力詳細
黒鞭黒いエネルギーの鞭を操作する5代目の個性。遠距離攻撃や移動補助に活用
浮遊空中浮遊が可能になる7代目・志村菜奈の個性。空中戦が可能に
危機感知危険を事前に察知できる4代目の個性。敵の攻撃を予測
煙幕煙を発生させて視界を遮る6代目の個性。撹乱や逃走に使用
発勁衝撃波を放つ3代目の個性。遠距離から衝撃を与える
ギアシフト速度を操作する2代目の個性。最強クラスの能力

必殺技も多彩で、デトロイトスマッシュやデラウェアスマッシュなど、アメリカの都市名を冠した技が印象的ですね。これはオールマイトがアメリカで活動していた影響を受けています。他にもマンチェスタースマッシュ、セントルイススマッシュ、エアフォースなど、状況に応じた様々な技を編み出していきます。

最大技の「ワン・フォー・オール1000000%デラウェア・デトロイト・スマッシュ」は、エリちゃんの個性を利用した圧巻の一撃でした。

デクの性格と魅力

デクはヒーローオタクとして知られており、自作のヒーローノートを作るほど研究熱心な性格です。ノートには13冊まで確認されており、プロヒーローの個性や戦術を細かく分析しています。

この分析力は、実際の戦闘でも大いに役立っているんです。無個性で泣き虫だった少年時代から、人を助けたい一心で行動する勇気を持つヒーローへと成長していく姿が、多くのファンの心を掴んでいます。

デクの名言

「僕も…自分でも分からないんだ 手が届くと言われて、いても立ってもいられなくなって…助けたいと思っちゃうんだ!」

この言葉には、デクのヒーローとしての本質が表れていますね。理屈ではなく、体が勝手に動いてしまう。それこそが真のヒーローの資質なんです。

ちなみに、クラスメイトからは「Tシャツのセンスが絶望的」と公認されているという、親しみやすい一面もあります。作中でデクが着ているTシャツには、謎の英語や意味不明なデザインが描かれていることが多く、ファンの間でもネタにされています。

好きな食べ物はカツ丼で、ヒーローの話になると早口になってしまうのも特徴的です。緊張するとどもってしまう癖もあり、完璧超人ではない人間らしさが魅力となっています。

デクの口癖として「これは…僕が最高のヒーローになるまでの物語」というナレーションがありますが、これは未来のデクが過去を振り返っているという設定になっているんです。

つまり、デクは最終的に最高のヒーローになるという未来が示唆されているわけですね。物語全体が、デクの成長記録として構成されているのが本作の大きな特徴です。

爆豪勝己の魅力と人気の理由

爆豪勝己、通称かっちゃんは、デクの幼馴染にして最大のライバルです。誕生日は4月20日、身長172cm、血液型A型で、声優は岡本信彦さんが演じています。

デクより6cm高く、筋肉質な体格をしています。両親は爆豪勝(父)と爆豪光己(母)で、特に母親は爆豪に似た気の強い性格をしており、個性は「グリセリン」です。

爆豪は公式人気投票で7年連続1位を獲得しており、まさに殿堂入りレベルの人気キャラクターなんです。2024年の全世界人気投票「WORLD BEST HERO」でも約164万票を獲得して堂々の1位に輝きました。

主人公を差し置いてこれほどの人気を獲得しているキャラクターは、ジャンプ作品の中でも珍しい存在です。

個性「爆破」の強さ

爆豪の個性「爆破」は、掌の汗腺からニトロ性質の汗を分泌し、それを自在に爆発させることができます。夏場は汗をかきやすくなるため威力が増大し、爆風を利用した移動や加速も可能です。

この個性の応用範囲は非常に広く、攻撃だけでなく防御や移動にも使えるため、戦闘における汎用性が極めて高いんです。

爆豪の戦闘スタイルは、生まれ持った天才的な戦闘センスと、個性の特性を最大限に活かした立体機動が特徴です。空中を自在に飛び回りながら、的確なタイミングで爆破攻撃を繰り出す姿は圧巻の一言。

雄英高校の入学試験では主席で合格しており、その実力は入学前から折り紙付きでした。

主な必殺技には以下のようなものがあります。

爆豪の主要必殺技

  • 閃光弾(スタングレネード):強烈な閃光で敵の視界を奪う。戦術的に非常に有効
  • 榴弾砲着弾(ハウザーインパクト):大規模な爆発攻撃。破壊力重視の技
  • AP Shot(アーマーピアッシングショット):貫通力に特化した攻撃。防御を貫く
  • 爆速ターボ:両手から爆破を連続発生させて高速移動する技
  • クラスター:複数の小型爆発を連続で発生させる広範囲攻撃

爆豪が人気な理由

序盤の爆豪は攻撃的で口が悪く、「ヴィランっぽい」とまで言われる問題児でした。デクに対しても暴力的な態度を取り、「死ね!」「クソナード」といった暴言を吐く姿は、初見では好感を持てないキャラクターに見えたかもしれません。しかし物語が進むにつれて、その成長が丁寧に描かれていくんです。

爆豪の成長ポイント

  • 体育祭での敗北:轟との決勝戦で勝利したものの、轟が全力を出さなかったことに不満を抱く。「勝利」の意味を考え直すきっかけに
  • 誘拐事件:ヴィラン連合に誘拐されるも、仲間を信じて救出を待つ。ヴィランにはならないという強い意志を示す
  • デクへの謝罪:幼い頃からデクを見下し、傷つけてきたことを心から謝罪。涙を流しながらの謝罪シーンは感動的
  • 仲間を守る姿勢:「てめェらが危ねェ時は俺が助ける 俺が危ねェ時はてめェらが俺を助けろ」という言葉に成長が表れる
  • 死柄木との戦い:一度心停止するほどの重傷を負うも、エリちゃんの協力で復活。命を賭けて戦う真のヒーローへ

「俺はオールマイトが勝つ姿に憧れた」という名言は、爆豪のヒーロー観を端的に表しています。彼が目指すのは、圧倒的な強さで勝利する姿。それは幼い頃に見たオールマイトの戦いに由来しているんです。

ただ強いだけでなく、勝利することで周囲に安心を与える。それが爆豪の考えるヒーロー像なんですね。

知力・体力・戦闘センスすべてにおいて天才的で、学力も常にクラストップクラスです。好きな食べ物は辛い食べ物全般で、激辛料理も平気で食べられます。

趣味は登山というのも意外な一面で、体を鍛えることが好きなんだとか。就寝時間は午後8時30分という早寝早起きの健康的な生活を送っており、この規則正しさも彼の強さの秘訣かもしれませんね。

轟焦凍の半冷半燃と家族の物語

轟焦凍は推薦入学で雄英に入った特待生です。誕生日は1月11日、身長176cm、血液型O型で、声優は梶裕貴さんが担当されています。

クラスメイトの中でも高身長で、整った容姿から女子人気も高いキャラクターです。好きな食べ物はそば(温かくないやつ)で、冷たいザルそばを好んで食べています。

轟の最大の特徴は、その外見と個性にあります。右半分が白髪で左半分が赤髪、オッドアイ(右が黒、左が水色と緑の中間)という印象的なビジュアルです。

左目から額にかけての火傷の跡は、母親からつけられたもので、彼の複雑な家庭環境を象徴しています。この火傷は、母親が精神的に追い詰められた結果、左側(父親譲りの炎側)を熱湯で火傷させてしまったことが原因なんです。

個性「半冷半燃」とは

轟の個性「半冷半燃」は、右手で凍結、左手で灼熱の炎を発生させるという能力です。母から受け継いだ氷(右側)と父から受け継いだ炎(左側)を持つ、まさに高校レベルを超える破格の能力なんです。

氷と炎という相反する力を一人で扱えることで、攻守のバランスが完璧に取れているのが強みです。

氷を使いすぎると体温が下がりすぎて凍傷のリスクがありますが、炎を使えば体温を上げることができます。逆に炎を使いすぎた時は氷で冷却できる。この相互補完関係により、轟は長時間の戦闘でも安定したパフォーマンスを発揮できるんです。

主な必殺技は以下の通りです。

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技名説明使用する個性
穿天氷壁巨大な氷の壁を作り出す防御技
膨冷熱波氷と炎を同時に使った広範囲攻撃氷+炎
光焔万丈巨大な炎の柱を発生させる大技
赫灼熱拳父エンデヴァーから継承した近接技
赫灼熱拳・燐赫灼熱拳の強化版、より高温の炎
大氷海嘯広範囲を一瞬で凍結させる大技

轟家の複雑な事情

轟の物語を語る上で欠かせないのが、家族との関係です。父親は現No.1プロヒーローのエンデヴァー(轟炎司)、母親は氷の個性を持つ轟冷さんです。

兄弟は長男・轟燈矢(荼毘)、長女・轟冬美、次男・轟夏雄、そして末っ子の焦凍という4人兄弟の末っ子なんです。

個性婚の闇

エンデヴァーは、オールマイトを超えるヒーローを生み出すため、轟冷と「個性婚」をしました。これは能力の組み合わせを目的とした結婚で、家庭に大きな歪みを生んでしまったんです。

エンデヴァーは上の子供たちが「失敗作」だと判断し、焦凍だけを特別扱いして厳しい訓練を課しました。この歪んだ教育方針が、家族全員を不幸にしていったんです。

さらに衝撃的なのが、長男の轟燈矢が実はヴィラン連合のメンバー「荼毘」だったという事実です。燈矢は父を超える火力の個性を持ちながら、自分の炎に耐えられない体質で、訓練中の事故で「死亡」したとされていました。

しかし実際は生存しており、オール・フォー・ワンに拾われてヴィランとなっていたんです。焦凍には他に長女の冬美、次男の夏雄という兄姉もおり、彼らも複雑な家庭環境の中で育ちました。

炎を拒絶から受け入れへ

物語序盤の轟は、父への反発から炎の力を使わず、氷のみで戦っていました。「これは父親の力じゃない、母親の力だ」と自分に言い聞かせ、左半身の炎を封印していたんです。

しかし体育祭でのデクとの戦いで、「君の力じゃないか!」という言葉をきっかけに炎を解放します。

デクは轟に向かって「君の個性は君のものだ」と叫びました。親から受け継いだ個性であっても、それを使うのは轟自身。炎を使うことは父を認めることではなく、自分の可能性を広げることなんだと気づかせたんです。

この瞬間、轟は初めて左側の炎を解き放ち、会場全体が驚愕しました。

終盤では荼毘との決戦を経て、「俺の力だ ありがとな」と炎を完全に受け入れ、「俺だって ヒーローに…!!」「なりたい俺に なる為に」という名言を残しています。

兄との対峙を通じて、轟は過去と向き合い、自分の道を見つけたんです。父との関係も徐々に修復に向かい、エンデヴァー事務所でのインターンでは父から直接技を学ぶまでになりました。

好きな食べ物はそば(温かくないやつ)というのも、彼のクールな性格を表していますね。実は母親との思い出の食べ物でもあり、精神的な支えにもなっているようです。

メインヒロイン麗日お茶子の恋

麗日お茶子は本作のメインヒロインです。誕生日は12月27日、身長156cm、血液型B型で、三重県出身の15歳。声優は佐倉綾音さんが演じています。

明るく人懐っこい性格で、クラスのムードメーカー的存在です。三重県出身ということで、時々関西弁が混じるのも可愛らしいポイントですね。

入学試験では3位という優秀な成績で雄英に入学し、ヒーロー名は「ウラビティ」です。これは「ウラ+ビ+ティー+ゼログラビティ」を組み合わせた造語で、お茶子自身が考案したネーミングなんですよ。

最初は「ウラレディ」という案もありましたが、プロヒーローの助言を受けて「ウラビティ」に決定しました。

個性「無重力」の特徴

お茶子の個性「無重力(ゼログラビティ)」は、指先の肉球5つで触れた対象を無重力状態にする能力です。5本の指すべてで触れることで効果が発動し、指を合わせて「リリース」と言うことで解除されます。制限として約3トン以上の物を浮かせると酷い酔いに襲われてしまいますが、訓練を重ねることで短時間なら自身を浮かせることも可能になりました。

この個性は攻撃だけでなく、救助活動にも非常に有効です。瓦礫を無重力化して移動させたり、負傷者を安全に運搬したりと、応用範囲が広いんです。戦闘では相手を浮かせてから落下させる、建造物を浮かせて投げつけるなど、工夫次第で様々な戦術が可能になります。

主な必殺技は以下の通りです。

お茶子の必殺技

  • 流星群(コメットホームラン):複数の物体を浮かせて一斉に落下させる広範囲攻撃。体育祭で披露した大技
  • ホームラン彗星:物体を投げ飛ばす技。瓦礫などを武器として活用
  • G・M・A(ガンヘッド・マーシャル・アーツ):ガンヘッドから学んだ近接格闘技。個性に頼らない実戦術
  • メテオファフロッツキー:蛙吹梅雨との連携技。お茶子が梅雨を浮かせ、梅雨が舌で攻撃

お茶子の性格と家族への想い

お茶子の性格は明るくおっとりしていて、本音をストレートに言うタイプです。三重県出身のため時々関西弁が出るのも魅力的ですね。「〜やん」「〜しとる」といった方言が自然に出てくる場面は、彼女の親しみやすさを表しています。感情表現が豊かで、喜怒哀楽がはっきりしているのも特徴です。

お茶子がヒーローを目指す理由

実家が裕福ではないため、節約家として知られるお茶子。両親は建設業を営んでいますが、経営は決して楽ではありません。「私は絶対ヒーローになってお金稼いで父ちゃん母ちゃんに楽させたげるんだ」という言葉には、家族への深い愛情が表れています。

多くのクラスメイトが「人を助けたい」という動機でヒーローを目指す中、お茶子の「お金を稼ぎたい」という現実的な動機は新鮮でした。でもそれは決して不純な動機ではなく、家族を幸せにしたいという純粋な想いなんです。

実際、お茶子は普段から節約を心がけており、お昼のお弁当も質素なものを持参しています。クラスメイトとの外食も控えめで、無駄遣いをしない堅実な性格です。でもケチというわけではなく、友達のためにはしっかりお金を使う優しさも持っています。

デクへの恋心

お茶子はデクに対して明確な恋愛感情を抱いています。入学初日に「でも『デク』って…『頑張れ!!』って感じで なんか好きだ私」と言ったシーンは印象的でした。

爆豪が馬鹿にする意味で使っていた「デク」という呼び名を、お茶子は「頑張れって感じで良い」とポジティブに捉えたんです。この言葉がきっかけで、緑谷出久は「デク」というヒーロー名を前向きに受け入れることができました。

物語が進むにつれて、お茶子のデクへの想いは深まっていきます。デクの頑張る姿を見て胸が高鳴ったり、デクが他の女子と話していると複雑な気持ちになったり。蛙吹梅雨に「お茶子ちゃん、緑谷くんのこと好きなん?」と指摘されて顔を真っ赤にする場面もありました。

物語終盤では、お茶子とデクは互いに特別な存在になっていきます。お茶子はトガヒミコとの戦いを通じて、自分の気持ちと向き合うことになりました。

ただし、ヴィラン側からはトガヒミコがデクに一方的な好意を寄せているという複雑な関係性もあるんです。トガはデクの血を欲しがり、「デクくんと同じになりたい」という歪んだ愛情を向けていました。

最終的にお茶子とデクの関係がどうなるのかは、原作を読んでのお楽しみです。ヒーローとして成長していく二人の関係性の変化も、本作の大きな見どころの一つですね。

飯田天哉と雄英高校1年A組

飯田天哉は雄英高校1年A組の学級委員長を務める真面目な生徒です。誕生日は8月22日、身長179cm、血液型A型で、声優は石川界人さんが担当しています。

眼鏡をかけた真面目な外見で、常に規則を重んじる委員長らしい性格です。好きな食べ物はビーフシチューで、勉強が趣味という生粋の優等生タイプですね。

ヒーロー名は「ターボヒーロー・インゲニウム」で、これは兄から受け継いだ名前なんです。兄の飯田天晴もプロヒーローとして「インゲニウム」の名で活動していましたが、ヒーロー殺しステインに襲撃されて重傷を負い、引退を余儀なくされました。

天哉はその名を継承し、兄の意志を受け継ぐ決意をしたんです。デク、お茶子とともに入学時からの親友トリオを形成しています。

個性「エンジン」の能力

飯田の個性「エンジン」は、ふくらはぎのエンジンから空気を押し出して超高速移動する能力です。50m走を3秒台で走破するという驚異的なスピードを誇ります。クラス内の体力テストでは、走る系の種目で圧倒的な記録を叩き出しました。

面白いのは、燃料が100%オレンジジュースで、炭酸だとエンストしてしまうという設定です。エンジンの排気口から炭酸が噴き出してしまうため、炭酸飲料は飲めないんだとか。

また、定期的にマフラーを交換する必要があり、古いマフラーを引き抜くと新しいものが生えてくるという独特の身体構造をしています。

必殺技には以下のようなものがあります。

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技名説明特徴
レシプロバースト爆発的な加速を得られる技使用後は約10分間エンストする制限あり
レシプロエクステンドより長時間の高速移動が可能ステイン戦後に開発した改良版
レシプロターボ飯田家秘伝の最速技家族から受け継いだ奥義

雄英高校1年A組の全メンバー

飯田が所属する1年A組には、合計20名の生徒がいます。主要キャラクター以外のメンバーも簡単にご紹介しますね。各キャラクターには個性的な能力と魅力があり、物語を通じてそれぞれが成長していく姿が描かれています。

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出席番号名前ヒーロー名個性特徴
1番青山優雅Can’t stop twinkling.ネビルレーザーおへそからレーザーを発射。実はスパイだった
2番芦戸三奈ピンキーピンク色の肌と角が特徴的なムードメーカー
3番蛙吹梅雨フロッピー冷静沈着な性格で舌を武器に戦う
6番尾白猿夫テイルマン尻尾尻尾を使った武術が得意
7番上鳴電気チャージズマ帯電電気を放出するが出力を上げすぎるとアホになる
8番切島鋭児郎烈怒頼雄斗(レッドライオット)硬化爆豪の親友で漢気溢れる性格
9番口田甲司アニマ生き物ボイス動物と会話できる優しい性格
10番砂藤力道シュガーマンシュガードープ砂糖を摂取すると超パワーを発揮
11番障子目蔵テンタコル複製腕腕を増やして戦う寡黙な巨漢
12番耳郎響香イヤホン=ジャックイヤホンジャック音楽好きでバンドのボーカル担当
13番瀬呂範太セロファンテープ肘からテープを出す陽気な性格
14番常闇踏陰ツクヨミ黒影(ダークシャドウ)影の怪物を操る中二病キャラ
16番葉隠透インビジブルガール透明常に全裸だが見えないため問題なし
19番峰田実グレープジュースもぎもぎスケベキャラでギャグ担当
20番八百万百クリエイティ創造推薦入学の副委員長で学力トップ

特に人気が高いのは、切島鋭児郎(爆豪の親友)、蛙吹梅雨(お茶子の親友)、八百万百(副委員長)、常闇踏陰、上鳴電気、耳郎響香あたりですね。切島は爆豪と対等な友情を築いている唯一のキャラクターで、漢気溢れる性格が魅力です。蛙吹梅雨は「ケロケロ」という口癖が可愛らしく、冷静な判断力で仲間をサポートします。

A組の友情関係

  • デク・飯田・お茶子:入学時からの親友トリオ。互いに支え合う関係
  • 爆豪・切島・上鳴・瀬呂:「爆豪派閥」と呼ばれる仲良しグループ。爆豪を中心に集まる
  • お茶子・蛙吹:女子の中で特に仲良し。互いの恋愛相談もする間柄
  • 八百万・耳郎:共に行動する描写が多い。文化祭ではバンドを組んだ

1年A組は単なるクラスメイトではなく、命を懸けて戦う仲間として絆を深めていきます。USJ襲撃事件、林間合宿襲撃、神野事件など、数々の危機を共に乗り越えてきた絆は、最終決戦でも大きな力となりました。

オールマイトと平和の象徴

オールマイトは本作における「平和の象徴」として君臨してきた最強のヒーローです。本名は八木俊典(やぎ としのり)、誕生日は6月10日、マッスルフォーム時の身長は220cm、血液型A型です。声優は三宅健太さんが演じています。普段は痩せこけた姿ですが、筋肉を膨張させたマッスルフォームでは巨漢となり、「私が来た!」の決め台詞とともに現れます。

ワン・フォー・オールの8代目継承者

オールマイトはワン・フォー・オールの8代目継承者として、圧倒的な力で悪を打ち砕いてきました。彼の存在そのものが犯罪抑止力となっており、オールマイトが活躍していた時代は犯罪率が大幅に低下していたんです。

公式サイトでも「平和の象徴」として紹介されており、その影響力の大きさが伺えます。

決め台詞の「大丈夫、私が来た!」(I AM HERE)は、作中で何度も登場する名言中の名言ですね。この言葉を聞くだけで、人々は安心し、ヴィランは恐怖する。それほどまでにオールマイトの存在は特別だったんです。

全盛期のオールマイトは、一人で天候を変えるほどのパンチを繰り出し、「5回のパンチで敵を倒す」と豪語していました。

デクとの師弟関係

オールマイトとデクの関係は、本作の根幹をなす重要な要素です。ヘドロ・ヴィラン事件でデクの素質を見出したオールマイトは、無個性だった彼に「君はヒーローになれる」という言葉をかけ、9代目継承者に選出しました。

それまで誰にも認められず、「無個性のくせに」と馬鹿にされ続けてきたデクにとって、この言葉は人生を変える一言となったんです。

オールマイトがデクを選んだ理由

無個性でありながら、誰かを助けるために体が動いてしまうデクの資質を見抜いたオールマイト。ヘドロ・ヴィラン事件で爆豪を助けるために飛び出したデクの姿に、かつての自分を重ね合わせました。

「考えるより先に体が動いた」というデクの行動こそ、真のヒーローの証だったんです。この出会いがデクの人生を大きく変え、物語が動き出すきっかけとなりました。

オールマイトはデクに個性を継承するだけでなく、ヒーローとしての心構えも教えていきます。厳しい訓練を課し、時には叱咤激励し、デクの成長を見守り続けました。二人の師弟関係は、単なる力の継承を超えた、深い絆で結ばれているんです。

引退後の活動

神野事件でオール・フォー・ワンとの死闘の末、オールマイトは力を使い果たしてヒーロー活動を引退します。その後は雄英高校の教師として「ヒーロー基礎学」を担当し、次世代のヒーロー育成に力を注いでいるんです。

現役時代とは違い、後進の指導に回ることで、これまでとは違う形で社会に貢献しています。

教師としてのオールマイトは、生徒たちに実戦的な訓練を施します。ヴィランとの戦闘を想定した演習、救助訓練、チームワークの重要性など、自身の経験を活かした指導を行っているんです。デクだけでなく、1年A組全員の成長を見守る良き教師となりました。

最終決戦では、アーマードスーツを着用してオール・フォー・ワンと再び対峙するという熱い展開もあります。個性を失っても、平和の象徴としての気概は失わないオールマイトの姿に、多くのファンが感動しました。

「私はまだ…死んでいない!!」という叫びは、引退後も戦い続けるヒーローの魂を示していますね。

僕のヒーローアカデミアの「メインキャラクター」人気ランキングと声優

僕のヒーローアカデミアの「メインキャラクター」人気ランキングと声優

ここからは、公式の人気投票結果やプロヒーロー、ヴィランの情報、そして豪華声優陣について詳しく見ていきます。

誰が一番人気なのか、最強のキャラは誰なのか、気になる情報が盛りだくさんですよ。僕のヒーローアカデミアは、キャラクターの多様性と魅力が人気の理由の一つです。それぞれのキャラクターに固定ファンがついており、人気投票では毎回熱い戦いが繰り広げられています。

公式人気投票の最新結果

僕のヒーローアカデミアでは、定期的に公式人気投票が実施されており、ファンの熱い支持が数字となって表れています。

人気投票は作品の人気を測る重要な指標であり、結果によってはキャラクターの出番が増えることもあるんです。ファンの間では投票期間中、推しキャラを応援するための組織的な活動が行われることもあり、その熱気は凄まじいものがあります。

全世界人気投票「WORLD BEST HERO」

2024年に実施された全世界人気投票「WORLD BEST HERO」では、総投票数約612万票という驚異的な数字を記録しました。これは世界中のファンがオンラインで投票できる仕組みで、日本だけでなくアメリカ、ヨーロッパ、アジア各国からも多数の投票が寄せられました。

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順位キャラクター票数特徴
1位爆豪勝己1,647,611票圧倒的な票数で世界でも大人気
2位緑谷出久主人公として安定の人気
3位轟焦凍海外でも高い人気を誇る
4位相澤消太教師キャラとして異例の高順位
5位切島鋭児郎漢気溢れる性格が世界でも支持される

爆豪勝己が約164万票を獲得して圧倒的1位という結果になりました。主人公のデクを抑えての1位は、爆豪の人気の高さを物語っていますね。特に注目すべきは、爆豪の得票数が2位のデクの倍近くあったという点です。

これほどの差がつくのは珍しく、爆豪の人気が世界レベルであることを証明しています。

海外でも爆豪の人気は高く、特に北米では「ダークヒーロー的な魅力」「成長物語が素晴らしい」といった評価を受けています。また、アジア圏では轟焦凍の人気も高く、彼のビジュアルと家族ドラマが支持されているようです。

国内公式人気投票の歴史

国内の公式人気投票では、第1回こそデクが1位でしたが、第2回から第9回まで爆豪勝己が7年連続で1位を獲得しています。これはもう殿堂入りレベルの記録です。

ジャンプ作品の人気投票で、これほど長期間トップを維持したキャラクターは極めて稀で、爆豪の人気の安定性と根強さを示しています。

第9回人気投票(2024年)のTOP10は以下の通りです。

順位キャラクター票数前回順位
1位爆豪勝己23,312票1位
2位緑谷出久18,488票2位
3位轟焦凍13,478票3位
4位荼毘6,848票圏外
5位ホークス5,755票4位
6位エンデヴァー4,973票6位
7位切島鋭児郎4,827票5位
8位飯田天哉3,420票7位
9位麗日お茶子3,315票8位
10位障子目蔵3,279票10位圏外

興味深いのは、ヴィランの荼毘が4位にランクインしている点です。轟家の複雑なドラマや、荼毘というキャラクターの魅力が多くのファンに支持されていることがわかりますね。荼毘の正体が明かされてから、その悲劇的な過去と復讐に燃える姿に共感するファンが急増しました。前回の投票では圏外だったのが、一気に4位まで躍進したのは驚きです。

人気投票から見るキャラクターの魅力

TOP3は常に爆豪、デク、轟という「3人の主要ライバル」で固定されています。彼らの成長物語と関係性が、作品の大きな魅力となっているんです。

特に爆豪とデクの関係性の変化は、多くのファンの心を掴んでいます。幼馴染から敵対関係、そして真の友情へと変化していく過程が丁寧に描かれており、それが人気の理由となっています。

また、女性キャラの中では麗日お茶子が最高順位の9位となっています。女性キャラでトップ10入りするのは難しい中、お茶子の人気の高さが伺えますね。他の女性キャラでは、蛙吹梅雨、耳郎響香、八百万百なども安定した人気を誇っています。

プロヒーロー一覧と最強ランキング

オールマイト引退後のヒーロー業界を支える、トッププロヒーローたちをご紹介します。プロヒーローたちは雄英の生徒たちの目標であり、憧れの存在です。彼らの活躍は、次世代のヒーローたちに大きな影響を与えています。

ヒーロービルボードチャートJP

オールマイト引退後のヒーロービルボードチャートJPのTOP10は以下の通りです。このランキングは、ヴィラン逮捕数、市民からの支持率、メディア露出度などを総合的に評価して決定されます。

順位ヒーロー名本名個性年齢
1位エンデヴァー轟炎司ヘルフレイム45歳
2位ホークス鷹見啓悟剛翼22歳
3位ベストジーニスト迫田俊行ファイバーマスター35歳
4位エッジショット紙肢33歳
5位ミルコ兎山ルミ26歳
6位クラスト
7位シンリンカムイ樹木29歳
8位ウォッシュ
9位ヨロイムシャ
10位リューキュウドラゴン32歳

主要プロヒーロー詳細

エンデヴァー(轟炎司)

45歳のNo.1プロヒーローで、個性「ヘルフレイム」により極めて強力な炎を操ります。声優は稲田徹さんです。轟焦凍と荼毘の父親で、「個性婚」という問題のある手段で家庭を築いたことが物語の重要な要素となっています。長年オールマイトの2位に甘んじていましたが、引退後に念願のNo.1となりました。

必殺技は「プロミネンスバーン」で、その威力は圧倒的です。全身を炎で包み、超高温の炎球を生み出して敵を焼き尽くします。オールマイト引退後、No.1ヒーローとしての責任と、父親としての贖罪という二重の重荷を背負いながら戦う姿が描かれています。

エンデヴァーのキャラクターの魅力は、その成長にあります。序盤では家族を顧みない冷酷な父親として描かれていましたが、徐々に過去の過ちに向き合い、家族との関係修復に努める姿が描かれます。完璧なヒーローではなく、欠点だらけの人間が必死に前を向く姿に、多くのファンが共感しているんです。

ホークス(鷹見啓悟)

22歳という若さで史上最年少No.2ヒーローになった天才です。声優は中村悠一さんが演じています。個性「剛翼」で背中の翼と羽を自在に操り、「速すぎる男」の異名を持ちます。羽一枚一枚を独立して操作でき、偵察から攻撃、救助まで万能にこなせる優秀な個性です。

ホークスの二重スパイ活動

ヒーロー公安委員会の指示で、ヴィラン連合に潜入スパイとして活動していました。この任務の過程で、トゥワイスを殺害するという重い選択をすることになります。

トゥワイスとの間に友情が芽生えていただけに、この決断はホークスにとって非常に辛いものでした。「君は良いやつだった」という言葉を残してトゥワイスを殺害したシーンは、作中屈指の悲劇的な場面です。

ホークスの過去は不遇なもので、虐待を受けて育った幼少期を持ちます。ヒーロー公安委員会に保護され、幼い頃からヒーロー教育を受けてきました。

その経験が、彼の「自由に生きたい」という願望と、「任務を遂行しなければ」という義務感の間で揺れる複雑な内面を形成しています。

ベストジーニスト(迫田俊行)

個性「ファイバーマスター」で繊維を自在に操る、8年連続ベストジーニスト賞受賞のおしゃれヒーローです。声優は緑川光さんです。爆豪の職場体験先としても知られており、問題児だった爆豪を指導した経験があります。爆豪に「見た目も大事」「人に信頼されるヒーローになれ」と説いた恩師的存在です。

ベストジーニストの戦闘スタイルは、繊維を操ってヴィランの動きを封じるというもの。相手の服を操作して拘束したり、周囲の布製品を武器として使ったりと、応用範囲が広い個性です。神野事件ではオール・フォー・ワンに敗北し、一時期は死亡したと思われていましたが、実は生存していました。

ミルコ(兎山ルミ)

26歳の女性ヒーロー1位で、個性「兎」により兎以上の脚力と跳躍力を持ちます。声優は木下紗華さんです。猪突猛進なイケイケお姉さんという性格で、単独行動を好む孤高のヒーローです。「サイドキックは要らない」と公言し、一人で戦い続けています。

最終決戦では脳無製造施設に単独突入して大活躍しました。ハイエンド脳無との激闘では左腕を失うも、それでも戦い続ける姿は圧巻でした。「ウサギの本領は追い込まれてからだ!」という名言を残し、絶体絶命の状況でも諦めない強さを見せつけました。

ミルコの魅力は、その圧倒的な戦闘力と勇猛さにあります。女性ヒーローでありながら、力押しの戦闘スタイルで敵を蹴散らす姿は爽快です。ファンの間では「最強の女性ヒーロー」として絶大な人気を誇っています。

ヴィラン連合の登場人物

ヒーローと対峙する敵側、ヴィラン連合の主要メンバーをご紹介します。彼らもまた、作品に欠かせない重要なキャラクターたちです。ヴィランたちは単なる悪役ではなく、それぞれに悲しい過去や歪んだ正義を持っており、その背景が丁寧に描かれています。

死柄木弔(志村転弧)

本名は志村転弧で、実は7代目ワン・フォー・オール継承者である志村菜奈の孫なんです。声優は内山昂輝さんが担当しています。常に手のオブジェを顔や体につけている不気味な外見が特徴で、これは実は家族の手を模したものなんです。

個性「崩壊」は触れたものを粉砕する恐ろしい能力で、敵連合のリーダーから超常解放戦線最高指導者へと成長していきます。当初は五指すべてで触れる必要がありましたが、覚醒後は指一本でも発動可能になり、さらには触れた対象から連鎖的に崩壊を広げる能力も獲得しました。

幼少期はヒーローに憧れていた普通の少年でしたが、個性発現時に誤って家族全員を崩壊させて殺してしまいます。父親への反発心が強かった転弧は、最初に父を殺したことで快感すら覚えてしまい、その後家族全員を巻き込む惨劇となりました。路頭に迷っていたところをオール・フォー・ワンに拾われ、ヴィランとして育てられたんです。

死柄木の位置づけ

死柄木は「裏の主人公」と評されるほど重要なキャラクターです。デクとの対比として描かれ、もし出会いが違っていれば彼もヒーローになれたかもしれないという「if」が示唆されています。デクが「救われた」側なら、死柄木は「救われなかった」側の存在。二人は表裏一体の関係性なんです。

物語が進むにつれて、死柄木の目的は単なる破壊から、社会システムそのものへの復讐へと変化していきます。「誰も彼も全部なくなればいい」という虚無的な思想は、救いの手を差し伸べられなかった絶望から生まれたものでした。

オール・フォー・ワン

個性「オール・フォー・ワン」で他人の個性を奪い、与えることができる諸悪の根源です。声優は大塚明夫さんという重厚感のあるキャスティングです。

その声は威厳と恐怖を同時に感じさせ、まさに「魔王」と呼ぶにふさわしい存在感を放っています。

超常黎明期、個性が初めて出現した時代から活動する悪のカリスマで、ワン・フォー・オール初代継承者の与一の兄という衝撃的な関係性があります。

弟の与一が「個性を譲渡する個性」を持っていたことを知り、自分の個性「個性をストックする個性」と組み合わせることでワン・フォー・オールが誕生しました。

死柄木を後継者として育成し、最終決戦で爆豪との戦いの末に消滅しました。オール・フォー・ワンの最期は、死柄木の体を乗っ取ろうとしたところを、死柄木の意志に拒絶されるという皮肉なものでした。育てた後継者に裏切られる形で終わりを迎えたんです。

荼毘(轟燈矢)

本名は轟燈矢で、エンデヴァーの長男、焦凍の兄という正体が明かされた時は大きな衝撃でした。24歳で、声優は下野紘さんが演じています。全身火傷だらけの痛々しい姿は、自分の炎に耐えられない体質の証です。

個性「蒼炎」は父を超える火力を持ちますが、自らの炎に耐えられない体質という悲劇を抱えています。母親の氷の体質を受け継がなかったため、高温の炎を出せば出すほど自分の体が焼けてしまうんです。

「死亡」したとされていましたがオール・フォー・ワンに発見されて生存しており、エンデヴァーへの復讐を目的に活動していました。

テレビジャックで轟家の暗部を全国に暴露したシーンは、作中屈指の衝撃的な展開でしたね。「俺の名前は轟燈矢だ!!」と叫び、エンデヴァーの過去を暴露することで、No.1ヒーローの信頼を失墜させようとしました。

この行為は、エンデヴァーだけでなく焦凍にも大きな影響を与えることになります。

トガヒミコ(渡我被身子)

個性「変身」で他人の血を飲むとその人物に変身できる能力を持ちます。声優は福圓美里さんです。金髪のツインテールと猫目が特徴的な、可愛らしい外見をしていますが、その内面は歪んでいます。

愛情表現として人を殺したがるという歪んだ性格の持ち主で、デクに一目惚れしています。「好きな人の血が欲しい」「好きな人と同じになりたい」という彼女なりの愛情表現は、一般的な常識からは大きく外れたものでした。しかしトガ自身は、それが間違っているとは思っていないんです。

最終決戦ではお茶子と交戦し、血を分け与えて死亡するという結末を迎えました。お茶子との戦いを通じて、トガは初めて「理解してくれる人」に出会います。お茶子が「私も誰かを好きになる気持ちはわかる」と語りかけたことで、トガの心に変化が生まれました。

最期は笑顔で「友達になれて嬉しかった」と言い残し、お茶子の腕の中で息を引き取ります。

その他の主要ヴィラン

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キャラクター本名個性特徴運命
トゥワイス分倍河原仁二倍ムードメイカーで仲間思いホークスに殺害される
Mr.コンプレス迫圧紘圧縮マジシャン風の紳士最終決戦で逮捕
スピナー伊口秀一ヤモリステインの理想を追う死柄木のため尽くす
マグネ引石健磁磁力姐御肌のトランスジェンダーオーバーホールに殺害
黒霧ワープゲート敵連合の移動手段正体は白雲朧の脳無

トゥワイスは特に印象的なヴィランでした。個性で自分を複製し続けた結果、本物がわからなくなり精神を病んでしまった過去を持ちます。

しかし敵連合という「居場所」を見つけ、仲間のために全力を尽くす姿は感動的でした。ホークスに殺害される最期のシーンは、多くのファンの涙を誘いました。

声優陣の豪華キャスト一覧

僕のヒーローアカデミアの魅力の一つが、豪華な声優陣です。主要キャラクターの声優さんをまとめてご紹介します。アニメ業界のトップ声優が集結しており、キャラクターに命を吹き込む演技は作品の大きな魅力となっています。

雄英高校1年A組の声優

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キャラクター声優代表作
緑谷出久(デク)山下大輝弱虫ペダル(小野田坂道)
爆豪勝己岡本信彦とある魔術の禁書目録(一方通行)
轟焦凍梶裕貴進撃の巨人(エレン・イェーガー)
麗日お茶子佐倉綾音Charlotte(友利奈緒)
飯田天哉石川界人ハイキュー!!(影山飛雄)
切島鋭児郎増田俊樹アイドルマスター SideM(天ヶ瀬冬馬)
蛙吹梅雨悠木碧魔法少女まどか☆マギカ(鹿目まどか)
八百万百井上麻里奈進撃の巨人(アルミン・アルレルト)
常闇踏陰細谷佳正ハイキュー!!(東峰旭)
上鳴電気畠中祐遊☆戯☆王ARC-V(榊遊矢)
耳郎響香真堂圭響け!ユーフォニアム(鎧塚みぞれ)

教師・プロヒーローの声優

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キャラクター声優代表作
オールマイト(八木俊典)三宅健太ジョジョの奇妙な冒険(モハメド・アヴドゥル)
相澤消太諏訪部順一テニスの王子様(跡部景吾)
エンデヴァー稲田徹BLEACH(朽木白哉)
ホークス中村悠一呪術廻戦(五条悟)
ベストジーニスト緑川光SLAM DUNK(流川楓)
ミルコ木下紗華からかい上手の高木さん(中井先生)
グラントリノ緒方賢一名探偵コナン(阿笠博士)

ヴィラン連合の声優

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キャラクター声優代表作
死柄木弔内山昂輝ハイキュー!!(月島蛍)
オール・フォー・ワン大塚明夫ブラック・ジャック(ブラック・ジャック)
荼毘下野紘進撃の巨人(コニー・スプリンガー)
トガヒミコ福圓美里おジャ魔女どれみ(春風どれみ)

特に主要キャラクターの声優陣は、アニメ業界でもトップクラスの実力者ばかりです。山下大輝さんのデク、岡本信彦さんの爆豪、梶裕貴さんの轟という3人の演技は、キャラクターの成長とともに深みを増していて素晴らしいですね。特に感情が爆発するシーンでの演技は圧巻で、視聴者を物語の世界に引き込みます。

声優さんの熱演

岡本信彦さんは爆豪役で多くの賞を受賞しており、キャラクターの人気を支える大きな要因となっています。爆豪の「死ね!」という暴言から、デクへの謝罪シーンでの涙声まで、幅広い演技でキャラクターを表現しています。

また、諏訪部順一さんの相澤先生の渋い声や、三宅健太さんのオールマイトの力強い声も作品の魅力を高めています。オールマイトの「私が来た!」という決め台詞は、三宅さんの声あってこその名シーンです。

また、ヴィラン側の声優陣も豪華です。大塚明夫さんのオール・フォー・ワンは、その重厚な声で「絶対悪」の恐ろしさを完璧に表現しています。内山昂輝さんの死柄木は、狂気と悲しみが混在する複雑な感情を見事に演じ分けています。

僕のヒーローアカデミアの「メインキャラクター」をDMM TVで楽しもう

ここまで僕のヒーローアカデミアのメインキャラクターについて詳しく見てきましたが、やはり実際にアニメを視聴するのが一番の理解への近道です。

文字で読むだけでは伝わらない、声優さんの演技、戦闘シーンの迫力、音楽との相乗効果など、アニメならではの魅力がたくさんあります。

2024年に原作漫画が全42巻で完結し、2025年秋にはアニメFINAL SEASONの放送も控えています。今からでも十分に追いつける作品ですので、この機会にぜひ視聴してみてください。アニメは現在第7期まで放送されており、物語はいよいよクライマックスへと向かっています。

DMM TVがおすすめな理由

僕のヒーローアカデミアを視聴するなら、DMM TVがおすすめです。その理由をいくつかご紹介しますね。動画配信サービスは数多くありますが、アニメを楽しむならDMM TVは特にコストパフォーマンスに優れています。

DMM TVの魅力

  • 月額550円という低価格:他の動画配信サービスと比べて圧倒的に安い料金設定でアニメが見放題
  • 僕のヒーローアカデミアの全シーズンが視聴可能:第1期から最新シーズンまで一気見できる環境が整っている
  • 劇場版作品も配信:『二人の英雄』『ヒーローズ:ライジング』『ワールド ヒーローズ ミッション』など劇場版も視聴可能(配信状況は時期により異なる)
  • 初回14日間の無料トライアル:無料期間中に自分に合うか試せる
  • 高画質での視聴:フルHD画質で快適に視聴できる
  • ダウンロード機能:オフラインでも視聴可能なので通勤・通学時にも便利

特に初回14日間無料というのは大きなメリットです。この期間中に第1期から視聴を始めれば、かなりの話数を進めることができますよ。

1シーズン約13話として、1日2〜3話ずつ見れば1ヶ月で複数シーズン視聴することも可能です。週末にまとめて視聴する時間を作れば、さらに効率的に進められますね。

僕のヒーローアカデミアのアニメは現在7期まで制作されており、総話数はかなりのボリュームになります。でも、一度見始めると続きが気になって止まらなくなる面白さがあるんです。

特にシーズンの最終話は次への期待を高める演出が多く、「次のシーズンも見たい!」と思わせる作りになっています。

また、DMM TVはスマートフォンやタブレット、パソコン、テレビなど様々なデバイスで視聴可能です。自宅の大画面テレビで迫力の戦闘シーンを楽しむもよし、通勤・通学中にスマホで視聴するもよし。ライフスタイルに合わせて柔軟に視聴できるのも便利なポイントですね。

アニメと原作の両方を楽しむ

アニメを視聴した後は、原作漫画を読むのもおすすめです。アニメでは尺の都合でカットされたシーンや、原作ならではの細かい描写、作者のコメントなど、アニメとは違った楽しみ方ができます。

特に戦闘シーンの細かい動きや、キャラクターの表情の変化など、じっくり見たい部分は漫画のほうが向いていることもあるんです。

逆に、原作を先に読んでからアニメを見ると、声や音楽がついて動くキャラクターたちに新鮮な感動を覚えます。特に必殺技の演出は、アニメならではの迫力があって圧巻です。爆豪の爆破や轟の半冷半燃など、派手な個性はアニメで見ると一層迫力が増しますね。

原作は2024年に全42巻で完結しているので、最後まできれいに物語を追えるのも魅力です。「続きはどうなるんだろう」と気になる必要がなく、安心して物語に没頭できます。完結作品ならではの、全体を通して見返す楽しみもありますよ。

キャラクターグッズやゲームも充実

僕のヒーローアカデミアは、アニメや漫画以外にも様々なメディア展開がされています。キャラクターグッズは豊富に展開されており、フィギュアからぬいぐるみ、文房具、アパレルまで多種多様です。推しキャラのグッズを集めるのも、ファンとしての楽しみの一つですね。

ゲームも複数のタイトルがリリースされており、「僕のヒーローアカデミア ULTRA RUMBLE」などのオンライン対戦ゲームでは、実際にキャラクターを操作して戦う楽しさを味わえます。アニメや漫画で見た必殺技を自分の手で繰り出せるのは、ファンにとってたまらない体験です。

ファンコミュニティで楽しさ倍増

僕のヒーローアカデミアは世界中にファンがいる人気作品なので、SNSやファンサイトでは活発な交流が行われています。自分の推しキャラについて語り合ったり、最新話の感想を共有したり、ファンアートを鑑賞したりと、様々な楽しみ方ができるんです。

特にXでは、アニメ放送時に「#ヒロアカ」のハッシュタグでリアルタイム実況が盛り上がります。同じタイミングで視聴している世界中のファンと一体感を味わえるのは、現代のアニメ視聴ならではの楽しみ方ですね。ただし、ネタバレには注意が必要なので、まだ見ていないエピソードの実況は避けたほうが安全です。

僕のヒーローアカデミアのメインキャラクターたちは、それぞれが魅力的な個性と成長物語を持っています。デクの「諦めない心」、爆豪の「勝利への執念」、轟の「自分の道を見つける勇気」、お茶子の「家族への愛」、飯田の「正義感」。そしてオールマイトが体現する「平和の象徴」としての在り方。

これらのキャラクターたちが織りなす物語は、単なるバトル漫画・アニメの枠を超えて、人生の教訓や勇気を与えてくれる作品となっています。「Plus Ultra(さらに向こうへ)」という雄英高校の校訓は、作品のテーマそのものであり、視聴者である私たちへのメッセージでもあるんです。

限界を超えて成長し続けるキャラクターたちの姿は、私たちに「もう一歩先へ進む勇気」を与えてくれます。困難に直面しても諦めず、仲間を信じ、自分を信じて前に進む。

そんなヒーローたちの物語を、ぜひDMM TVで体験してみてください。14日間の無料期間を活用すれば、リスクなく作品の魅力を確かめられますよ。

最後になりますが、僕のヒーローアカデミアは子供から大人まで楽しめる作品です。単純に「ヒーローがかっこいい」という楽しみ方もできますし、キャラクターの心理描写や社会的なテーマを深読みする楽しみ方もできます。

家族で一緒に視聴して、それぞれの推しキャラについて語り合うのも素敵な時間になるでしょう。

2025年秋のFINAL SEASON放送に向けて、今から準備を始めるのにちょうど良いタイミングです。過去シーズンをしっかり視聴して、キャラクターたちの成長を追いかけましょう。

そして最終章で描かれる、彼らの集大成となる戦いを、最高の状態で迎えてください。きっと、これまでの全ての積み重ねが報われる感動的なフィナーレが待っているはずです。

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