スマホの検索画面に「教場 Requiem 新垣結衣」と打ち込んだ瞬間、指が少しだけ震えなかったか。
2026年1月、Netflixで配信された前編『教場 Reunion』。あの日、リモコンを握りしめてソファに座り、「さあ、ガッキーの出番だ」と構えていたのに――聞こえてきたのは、電話越しの声だけだった。
「え、これで終わり?」と画面をまじまじと見つめた人、正直に手を挙げてほしい。俺もその一人だ。
だからこそ、後編『教場 Requiem』が劇場公開されると聞いたとき、頭の中をグルグル回った疑問はたった一つ。「今度こそ、ガッキー(新垣結衣)はちゃんと出るのか?」
この記事では、そのモヤモヤに真正面から答える。それだけじゃない。新垣結衣が演じる「隼田聖子」というキャラクターがどれほど深い物語を背負っているのか、教場0からRequiemまでの軌跡を一気に追いかけていく。
読み終わる頃には、「ただの出演確認」どころか、映画を10倍楽しむための”レンズ”を手に入れているはずだ。
教場Requiemに新垣結衣(隼田聖子)は出演しているのか【結論】
まず、最も気になっているであろう結論からいこう。
新垣結衣は『教場 Requiem』にキャストとしてクレジットされている。
前編のReunionでは声のみの出演だったから、「またそのパターンか?」と警戒する気持ちはわかる。むしろその不安があるからこそ、今この記事を読んでいるんだと思う。
安心してほしい。ここから先は、その不安を一つずつ解きほぐしていく。
前編「Reunion」での出演 — なぜ声だけだったのか
2026年1月1日、Netflix独占配信で公開された『教場 Reunion』。このタイミングでの配信は、年末年始の休暇にぴったりだった。多くのファンがお正月のお雑煮片手に再生ボタンを押したはず。
しかし、隼田聖子の登場場面は、羽場への電話シーンのみ。山梨の施設で「兄が服役中」という人物がいたという情報を伝え、十崎波琉の捜索が動き出すきっかけを作った。

声だけかよ!って画面にツッコんだの、俺だけじゃないよな?
でもね、冷静に振り返ると、この電話がなければ物語は一歩も前に進まなかった。声だけで物語のキーパーソンを演じたわけだ。
Reunionは「再会」を意味するタイトルの通り、過去の教え子たちが風間のために動き出す物語。その起点となる情報をもたらしたのが隼田聖子だったことは、彼女がシリーズの中でどれだけ重要なポジションにいるかを物語っている。
後編「Requiem」での出演 — 映像で見られるのか
『教場 Requiem』のキャスト一覧には、しっかりと「新垣結衣」の名前がある。これはフジテレビの公式情報でも確認できる事実だ。
シリーズ完結編と銘打たれた本作は、歴代キャストが一堂に会する「同窓会」的な展開が大きな見どころ。川口春奈、大島優子、目黒蓮、濱田岳、福原遥、白石麻衣、染谷将太……名前を挙げていくだけでお腹いっぱいになるほどの豪華さだ。
その中に、隼田聖子もちゃんといる。



ネタバレを踏みたくない人は、ここまでの情報で映画館に向かってOKだ。安心して行ってこい。
【ネタバレ注意】Requiemでの隼田聖子の具体的な登場について
Requiemでは、隼田聖子は千枚通し事件の専従捜査チームの一員として物語に関わってくる。風間公親のために卒業生たちが結集する展開の中で、彼女もまた自分の意志で動く姿が描かれる。教場0で風間に救われた隼田が、今度は風間を救う側に回る。その構図だけで、もう胸が熱くならないか。
隼田聖子とはどんな人物か — 新垣結衣が演じるキャラクターの全貌
「出演情報はわかった。で、隼田聖子って結局どんな人?」
ここからが、この記事の本番だ。キャスト一覧に名前が載っているかどうかなんて、正直ググれば5秒でわかる。でも、隼田聖子というキャラクターの「奥行き」を知った上で映画を見るのと、知らないで見るのとでは、まるで別の映画になる。
捜査一課の刑事、そしてシングルマザーという二つの顔
隼田聖子は、捜査一課に所属する刑事だ。同時に、小学生の娘を一人で育てるシングルマザーでもある。
この「二つの顔」が、彼女の物語のすべてを駆動させている。
捜査一課といえば、殺人や強盗などの凶悪事件を扱う部署。昼夜を問わず呼び出され、現場に飛ぶ日々。一方で、学校から帰ってくる娘の「おかえり」を言ってあげたい。参観日には顔を出したい。でも、事件は待ってくれない。
あなたも、仕事と大切な人の間で引き裂かれた経験はないだろうか。隼田聖子のジレンマは、立場は違えど、多くの人の胸に刺さるものがある。
元夫のDVと娘への虐待 — 隼田聖子が抱える「傷」
隼田聖子の過去には、深い傷がある。
元夫は警察学校の同期だった。同じ志を持つ仲間として出会い、結婚し、娘が生まれた。ここまでは、どこにでもある幸せな物語。
でも現実は、物語通りにはいかない。
元夫は娘に手を上げるようになった。そして隼田聖子は、それを――見て見ぬふりをしてしまった時期がある。
この事実が、彼女の心に錘のように沈んでいる。刑事として人を守る仕事をしながら、自分の娘を守れなかった。その矛盾が、隼田聖子という人間の核にある。



「守る仕事をしている人間が、一番大切な人を守れなかった」――この矛盾こそが、隼田聖子の物語を動かすエンジンなんだ。
離婚を経て、娘と二人きりの生活。洗濯物を畳みながら、お弁当を作りながら、ふとした瞬間に過去が蘇る。娘の無邪気な笑顔を見るたびに、あの時動けなかった自分を責める声が聞こえる。
重い。正直、見ていてしんどい場面だ。でも、このしんどさから目を逸らさないのが、新垣結衣の演技の凄さでもある。
風間公親との出会いが変えたもの
隼田聖子の人生に転機をもたらしたのが、鬼教官・風間公親との出会いだ。
教場0で風間の指導を受けた隼田は、その冷徹な眼差しに自分の「嘘」を見抜かれる。表面的には優秀な刑事。でも、心の奥底に蓋をしている何かがある。風間は、それを容赦なく突いてきた。
風間公親という男は、優しい言葉なんかかけない。「お前のその問題を放置したまま、人を守れると思うのか」――そういう類いの、グサッと刺さる言葉を投げてくる。
でも、その言葉があったからこそ、隼田聖子は変わった。
- 捜査一課から生活安全課少年係へ異動 — 虐待を受ける子どもたちを守る現場へ自ら志願
- 千枚通し事件の専従捜査チームへ参加 — 風間の因縁の相手、十崎波琉を追う
- 「守れなかった過去」を「守る未来」に変える決意 — 隼田聖子のキャラクターアークの核心
捜査一課から少年係への異動は、キャリアとしては「花形からの転身」に見えるかもしれない。でも隼田にとっては、自分の傷と正面から向き合うための選択だった。虐待されている子どもを今度こそ守る。自分が娘にできなかったことを、他の子どもたちにはさせない。
この決意を知った上で教場Requiemを見ると、隼田聖子の一つ一つの行動の「重み」がまるで変わってくる。
教場0からRequiemへ — 隼田聖子のキャラクターアークを追う
ここからは、シリーズ3作品を通じた隼田聖子の「旅路」を一気に振り返っていく。一つの記事でこれを追いかけているのは、おそらくこの記事くらいだと思う。
なぜわざわざこんなことをするのか。それは、隼田聖子の物語が「教場」というシリーズの中で最も「人間臭い」成長譚だからだ。
教場0(2023年)— 風間道場の新人刑事として
2023年4月〜6月に放送されたフジテレビ月9ドラマ『風間公親-教場0-』。ここが、隼田聖子の物語の始まりだ。
風間公親が警察学校の教官になる「前」の物語。刑事時代の風間が、新人刑事を一人ずつ育てていく——いや、「育てる」というより「鍛える」「剥ぎ取る」の方が正確かもしれない。
隼田聖子は「風間道場」と呼ばれる厳しい指導の中で、自分が目を逸らし続けてきた過去——娘への虐待を止められなかった事実——と否応なく向き合わされる。
あの時の新垣結衣の演技を覚えているだろうか。感情が決壊するシーン。セリフの一言一言に、喉の奥から絞り出すような震えがあった。「逃げ恥」の森山みくりの面影なんて、影も形もない。そこにいたのは、過去の過ちに押しつぶされそうになりながら必死で立っている一人の女性だった。
Reunion(2026年1月)— 声だけで果たした重要な役割
時は流れて、2026年1月。Netflix独占配信の『教場 Reunion』。
先に書いた通り、隼田聖子の出番は電話シーンのみ。でも、ここで改めて強調したいのは、その電話一本が物語全体の起爆剤になっているということだ。
山梨の施設で「兄が服役中」という人物の情報をキャッチし、羽場に報告。この一報から、十崎波琉の行方を追う捜査が本格始動する。
考えてみてほしい。隼田聖子は教場0の後、生活安全課少年係に異動している。少年係は、虐待やいじめといった「子どもの安全」を守る現場だ。その職務の中で、施設を回り、子どもたちと接する日々を送っていた。
そんな現場仕事の中で掴んだ情報が、巡り巡って風間公親を救う糸口になる。なんだか、運命みたいだと思わないか。



「声だけ出演」にガッカリした人、この文脈を知るとちょっとだけ見方が変わるんじゃないか?
Requiem(2026年2月)— 集大成の中の隼田聖子
そして『教場 Requiem』。2026年2月20日、全国374館で公開されたシリーズ完結編。上映時間149分。
「Requiem=鎮魂歌」というタイトルが示す通り、これはシリーズに幕を引く物語だ。風間公親の右目を奪った因縁の相手・十崎波琉(森山未來)との最終対決。第205期生の警察学校ドラマ。そして、歴代の教え子たちが風間のために結集する。
隼田聖子もまた、その「結集」の中にいる。
教場0で風間に救われた女性が、今度は風間を救う側に立つ。「守れなかった人間」が「守る人間」に変わる。これが、3作品をかけて描かれた隼田聖子のキャラクターアークの到達点だ。
【ネタバレ注意】Requiemにおける隼田聖子の物語の考察
Requiemでは、卒業式を狙った事件という緊迫したクライマックスの中で、歴代の卒業生たちがそれぞれの「学び」を活かして行動する。隼田聖子もまた、風間から受けた指導——「自分の問題から逃げるな」——を体現する形で、物語に貢献していく。彼女が少年係で培った「子どもを守る目線」が、事件の核心に迫る重要な観点になっているとも読み取れる。
かつて「守れなかった」隼田が、「守る」側として立つ。このアーク(成長曲線)は、教場シリーズが描いてきた「人は変われるのか」というテーマへの、一つの力強い回答になっている。
新垣結衣の「女優としての転換点」— コメディからシリアスへ
ここで少し、カメラを引いてみたい。キャラクターとしての隼田聖子ではなく、女優・新垣結衣の話だ。
逃げ恥のガッキーから、教場の隼田聖子へ
「新垣結衣」と聞いて、まず思い浮かぶのは何だろう。
多くの人は、『逃げるは恥だが役に立つ』の森山みくりだと思う。恋ダンスを踊る笑顔。星野源との掛け合い。「かわいい」の権化みたいな存在感。
その新垣結衣が、DV・虐待というヘビーなテーマど真ん中に立っている。これが教場シリーズの隼田聖子だ。
正直、教場0の予告が出た時点では半信半疑だった人も多いんじゃないか。「ガッキーがシリアスな刑事もの? 大丈夫?」と。
でも、蓋を開けてみたら——完全に杞憂だった。
むしろ、「この人はこんなこともできたのか」という驚きの方が大きかった。感情の振れ幅。静かなシーンでの瞳の揺れ。声を押し殺して泣く演技。「かわいい」だけじゃない新垣結衣の引き出しが、教場で全開になった。
隼田聖子の長台詞に込めた「本気」
教場シリーズにおける新垣結衣の演技で、特にファンの間で語り継がれているのが「長台詞のシーン」だ。
感情が堰を切ったように溢れ出す場面。一度始まったら止まらない、堰き止められない水のようなセリフ。そこに込められた後悔、怒り、悲しみ、そして「もう逃げない」という決意。
SNSでもその反応は顕著だった。TikTokでは新垣結衣の教場での演技を切り抜いた動画が50,000以上の「いいね」を集め、ファンからは演技力への驚きと称賛の声が溢れた。



あなたが知っている「ガッキー」のイメージ、たぶん教場を見たら覆される。いい意味でね。
女優のキャリアにおいて、イメージを壊すのは勇気がいる。「逃げ恥のかわいいガッキー」を期待しているファンを裏切ることになるかもしれない。でも新垣結衣は、その殻を自ら破った。虐待、DV、シングルマザーの葛藤。目を背けたくなるようなテーマに、真正面から取り組んだ。
これを「女優としての転換点」と呼ばずに、何と呼べばいいんだろう。
教場Requiemの基本情報 — 見る前に知っておきたいこと
ここからは、まだ映画を見ていない人のために、基本情報をまとめておく。
作品概要・公開情報
| 作品名 | 教場 Requiem(レクイエム) |
| 公開日 | 2026年2月20日 |
| 上映時間 | 149分 |
| レーティング | PG12 |
| 上映館数 | 全国374館 |
| 監督 | 中江功 |
| 脚本 | 君塚良一 |
| 原作 | 長岡弘樹『教場』シリーズ |
| 前編 | 『教場 Reunion』(2026年1月1日〜 Netflix独占配信) |
| 構成 | Netflix配信+劇場公開の2部作 |
主要キャスト・登場人物一覧
Requiemのキャストは、シリーズ史上最大のスケールだ。
| 俳優名 | 役名 | 備考 |
| 木村拓哉 | 風間公親 | 主人公・鬼教官 |
| 森山未來 | 十崎波琉 | 風間の右目を奪った因縁の相手 |
| 趣里 | 澄田紗羅 | 十崎の妹 |
| 林遣都 | 平田和道 | 風間の教え子・退校した過去あり |
| 新垣結衣 | 隼田聖子 | 捜査一課刑事・シングルマザー |
| 赤楚衛二 | 瓜原潤史 | — |
| 杉野遥亮 | 比嘉太偉智 | — |
| 坂口憲二 | 柳沢浩二 | — |
- 綱啓永
- 齊藤京子
- 金子大地
- 倉悠貴
- 井桁弘恵
- 大友花恋
- 大原優乃
- 猪狩蒼弥 ほか
- 川口春奈、大島優子、三浦翔平、濱田岳、福原遥
- 目黒蓮、佐藤勝利、中村蒼、白石麻衣、染谷将太
- 小日向文世 ほか
この顔ぶれを見てほしい。もはや映画というよりフェスだ。
あらすじ(ネタバレなし)
風間公親(木村拓哉)が教官を務める警察学校に、新たに第205期生が入校する。彼らの訓練が始まる一方で、風間には不穏な影が迫っていた。
かつて風間の右目を奪った男・十崎波琉(森山未來)。その因縁の対決が、ついに最終局面を迎える。十崎の妹・澄田紗羅(趣里)の行方を追う中で、卒業式を狙った恐るべき事件が浮上。歴代の教え子たちが、恩師を守るために結集する——。
シリーズ全体に張り巡らされた伏線が回収される「集大成」。149分の上映時間があっという間に感じるはずだ。
前編「Reunion」を見ていなくても楽しめる?
結論から言うと、Reunionを見ていなくてもRequiem単体で物語は理解できる。
ただし、「理解できる」と「120%楽しめる」は別の話だ。
Reunionで描かれた卒業生たちの「再会」と、十崎を追う捜査の過程を知っていると、Requiemの展開にグッとくる場面が確実に増える。特に、隼田聖子の電話シーンの意味を知っているかどうかで、Requiemでの彼女の行動の重みが変わってくる。
- 風間の右目を奪った十崎波琉の捜索が本格化している
- 十崎の妹・澄田紗羅が物語の鍵を握っている
- 歴代の教え子たちが風間のために動き出している
- 隼田聖子が捜査の起点となる情報を提供した
この4つを頭に入れておけば、Requiemの物語についていける。もちろん、Reunionを先に見れるならベストだけど、Netflix加入のハードルもあるだろうし、そこは自分の状況に合わせて判断してほしい。
教場Requiemの評価と興行収入 — 世間の反応は?
「で、実際のところ面白いの?」という声が聞こえてきそうなので、客観的なデータを並べておこう。
興行収入・ランキング推移
| 指標 | 数値 |
| 公開初週ランキング | 国内映画ランキング1位 |
| 公開3日間の動員 | 約43万人 |
| 公開3日間の興行収入 | 約6億1,100万円 |
| 累計動員(2/23時点) | 約58万7,000人 |
| 累計興行収入(2/23時点) | 約8億2,300万円 |
(出典: MANTANWEB)
公開初週で国内ランキング1位に初登場。公開わずか3日で6億円超えは、教場シリーズ初の劇場公開作品としては上々のスタートだ。
映画レビューサイトの評価
| サイト | スコア | レビュー数 |
| Filmarks | 3.9 / 5.0 | 3,461件 |
(出典: Filmarks ※2026年2月時点)
Filmarksで3.9は、邦画としてはなかなかの高評価。3,000件以上のレビューがついていることからも、注目度の高さが伺える。
レビューの傾向を見ると、高評価は「歴代キャストの再集結に胸熱」「風間と十崎の対決に手に汗握った」という声が多い。一方で「もっと各キャラの掘り下げがほしかった」という意見も。149分という長尺でも、登場人物が多いゆえの「もっと見たかった」という贅沢な悩みだろう。
教場シリーズを新垣結衣ファン目線で楽しむための3つのポイント
最後に、この記事のスペシャルコンテンツ。新垣結衣ファンとして、教場Requiemを200%楽しむためのガイドだ。
ポイント1 — 教場0の隼田聖子エピソードを予習すべし
Requiemを見に行く前に一つだけやってほしいことがある。『風間公親-教場0-』で隼田聖子が登場するエピソードを見返すことだ。
教場0は一話完結型のドラマで、各回で異なる新人刑事が風間の指導を受ける。その中の隼田聖子回を見ておくだけで、Requiemでの彼女の言動の「意味」が全く違って見えてくる。



時間がない人は、隼田聖子が風間に過去を告白するシーンだけでも見てくれ。それだけで十分だ。
ポイント2 — 隼田聖子の「表情」に注目
新垣結衣の演技の真骨頂は、セリフがないところにある。
Requiemには、大勢のキャストが登場する。セリフの量だけで言えば、隼田聖子のパートは木村拓哉や森山未來に比べれば多くない。でも、だからこそ「セリフがない瞬間の表情」に注目してほしい。
他のキャラクターが話しているときの目線の動き。何かを決意した瞬間の、わずかな顎の引き方。新垣結衣は、そういう「1秒にも満たない芝居」で感情を伝えてくる女優だ。
スクリーンの大きさで見るからこそ、その微細な表情変化が際立つ。これは劇場で見る大きな理由の一つだと思っている。
ポイント3 — エンドロールまで席を立つな
これは全教場ファンに言いたいことだけど、特に新垣結衣ファンには強調しておく。
エンドロールが始まっても、絶対に席を立つな。
これ以上は言えない。ネタバレになるから。でも、エンドロールをぼんやり眺めているだけでも、シリーズを追いかけてきた人間には「ご褒美」がある。それだけは信じてほしい。



帰り道のスマホで「教場 続編」って検索したくなる衝動を抑えられるかな。笑
よくある質問(FAQ)
まとめ — 隼田聖子の物語は、あなたの物語でもある
長い記事に付き合ってくれてありがとう。最後にもう一度、伝えたいことをまとめておく。
- 新垣結衣は『教場 Requiem』にキャストとしてクレジットされている
- 隼田聖子は「守れなかった人間」が「守る人間」に変わる成長の物語
- 教場0→Reunion→Requiemで描かれたキャラクターアークは、シリーズ屈指の深さ
- 新垣結衣の女優としての新境地を、スクリーンで目撃してほしい
隼田聖子の物語は、「取り返しのつかない過去」を抱えた人間が、それでも前を向いて歩き出す物語だ。
完璧な人間なんていない。守りたかったのに守れなかった。言いたかったのに言えなかった。動きたかったのに動けなかった。そんな後悔を、誰だって一つや二つ持っている。
でも、隼田聖子は教えてくれる。過去は変えられなくても、「これからの自分」は変えられるって。
新垣結衣がその役をどう演じきったのか。答えは、映画館にある。
さあ、チケット予約しようか。
