VIVANT 二階堂ふみの正体は? 柚木薫の伏線を全話徹底考察【続編前に必読】

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VIVANT 二階堂ふみの正体は

VIVANT 二階堂ふみの正体は? 柚木薫の伏線を全話徹底考察【続編前に必読】

「薫、お前は一体何者なんだ」──全話観終わった夜の話

日曜の夜10時。最終回のエンドロールが流れた瞬間、俺はリモコンを握ったまま固まっていた。

堺雅人の鬼気迫る演技、阿部寛の安定感、二宮和也のゾクッとする存在感──どれも最高だった。でも、画面が暗転した後も頭から離れなかったのは、二階堂ふみが演じた柚木薫のことだった。

「あいつ、結局何者だったんだ?」

思わずスマホを手に取って「vivant 二階堂ふみ 正体」と検索した。──あなたも、たぶん同じだったんじゃないかな。

VIVANTという作品は「敵か味方か、味方か敵か」がテーマのドラマだ。主要キャラクターのほぼ全員に”裏の顔”が用意されていた。乃木は別班、野崎は公安、ノコルはテントの幹部──。それぞれの正体が次々と明かされていく中で、薫だけが最後まで”何者か”を明かされなかった

いや、正確に言えば「明かされなかったように見える」だけかもしれない。実はドラマの中に、薫の正体を示す伏線がこれでもかと仕込まれていたんだよ。

この記事では、全話の伏線を時系列で追いかけながら、薫の正体に迫る「3大考察説」を徹底比較する。さらに、2026年放送予定の続編情報も踏まえて、「結局、薫は何者なのか」を一緒に推理していこう。

読み終わる頃には、きっと「もう一回最初から観直したい」ってなるから。覚悟しておいてくれ。

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目次

そもそも柚木薫(二階堂ふみ)とは何者か?── 表の顔を整理する

WHI(世界医療機構)の医師としてバルカに赴任

まず、公式設定を整理しておこう。柚木薫は、WHI(世界医療機構)に所属する日本人医師だ。架空の国「バルカ共和国」で約3年間、現地の人々の医療に従事していた。

ここまで聞くと「ああ、立派な人なんだな」で終わる話だ。でも、ちょっと待ってほしい。

この女性、モンゴル語がペラペラで、馬にも乗れる。灼熱の砂漠を横断し、武装した男たちに囲まれても動じない。「3年住んだから自然に覚えた」と本人は言うけれど、あなたもそう思わないか?──ただの医者にしちゃ、タフすぎないか?

医者なのに馬に乗れて、モンゴル語ペラペラで、命がけの状況でも冷静…。うん、普通じゃないよね。

乃木憂助・野崎守との出会い

薫が物語に本格的に絡んでくるのは、主人公・乃木憂助(堺雅人)と公安の野崎守(阿部寛)がバルカで窮地に陥った時だ。

現地に精通した医師として二人を助け、行動を共にするようになる。物語上の役割は「巻き込まれた善意の民間人」。少なくとも、そう見えた。

でもさ、思い返してみてくれ。乃木や野崎が「薫にだけは正体を隠そう」としていたシーン、あったよね? あの時の薫の反応、妙に落ち着いてなかった? まるで、「あなたたちが何をしているか、最初から知っていたわ」と言わんばかりの余裕。

……いや、気のせいか。いや、気のせいじゃない気がする。このモヤモヤが、ドラマ全体を通して消えなかったんだよ。

ジャミーンとアディエルとの深い絆

薫の人間性を最も象徴するのが、病気の少女ジャミーンとの関係だ。

ジャミーンの父・アディエルとも深い絆を持ち、薫は「アディエルと婚約している」とまで語っていた。──が、これは後に嘘だったと判明する。

「え、嘘だったの?」──そう、嘘だったんだ。じゃあなぜ嘘をついた? 「ジャミーンを守るため」と薫は説明した。アディエルとジャミーンを家族のように想っていたから、二人のそばにいるための”方便”だったと。

うん、いい話だ。感動的だ。でも──これって本当に「それだけ」なのか?

ジャミーンの父・アディエルは、後にテロ組織「テント」との関わりが示唆される人物だ。そのアディエルに近づくために婚約を偽装した……と考えると、急に話の色が変わってこないか?

【時系列で追跡】薫の「怪しい言動」を全話振り返る

さて、ここからが本番だ。薫の怪しい言動を、ドラマの時系列に沿って一つずつ追いかけていく。推理小説の手がかりを拾うような気持ちで読んでみてほしい。

序盤(第1話〜第3話)── 最初から何かがおかしかった

第1話。バルカ共和国の砂漠を舞台に物語が動き出す。薫は砂漠で乃木たちと合流し、命がけの逃避行に加わる。

ここで、最初の「おや?」が生まれる。

日本大使館で赤飯を食べたシーン。野崎が作った赤飯を口にした薫が、感極まったような表情を見せた。3年間日本を離れていた人が日本の味に触れた感動──素直に受け取ればそうなる。

でもね、あの表情には何とも言えない“演技っぽさ”があったんだ。「感動を見せなければいけない人」の表情というか。考えすぎかもしれない。でも、後から振り返ると、あの瞬間から薫は「自分がどう見られるか」を計算していたようにも思える。

赤飯リアクション、二階堂ふみの演技が上手すぎて「本心なのか演技なのか」マジでわからないんだよね。これが伏線だとしたらすごすぎる。

さらに、偽装パスポートの名前の読み方が不自然だったという指摘もある。一般の医師なら、偽造文書に触れる機会なんてないはず。なのに薫は妙に慣れた様子で……。

そして極めつけは、冗談のように放った「別班だろ?」という一言。自衛隊の秘密組織「別班」の存在を、なぜ一介の医師が知っているのか。「冗談だよ」で済ませていたけど、本当に冗談だったのかな?

中盤(第4話〜第7話)── 疑惑が深まる”手がかり”

中盤に入ると、薫への疑惑はさらに加速する。

第4話。ジャミーンのアルバムの中に、テントのメンバーが写っている写真が見つかる。これは物語のターニングポイントだった。乃木はこの写真をきっかけに、山本がテントのモニター(監視役)であることに気づく。

でもここで、注目してほしいのは薫の反応だ。

薫は、この写真について特に疑問を持たなかった

普通、自分が「家族のように」大切にしているジャミーンの身近にテロ組織のメンバーがいたら、驚くよね? 「何これ、怖い」くらいの反応はあるはずだ。でも薫はスルーした。

これ、「知っていたから驚かなかった」と解釈できないか?

次に、「VIVANT」のスペルを即答したシーン

フランス語で「生き生きとした」を意味する「VIVANT」。この言葉の意味とスペルを、薫はすぐに答えてみせた。バルカで3年間医療活動をしていた人が、なぜフランス語にそこまで詳しいのか。

「教養のある人なら知っていてもおかしくない」──ごもっとも。でもさ、このドラマにおいて「たまたま知っていた」なんて偶然は、だいたい偶然じゃないんだよ。

福澤監督の作品で「偶然」は存在しない。全部計算されている──これはVIVANTを観た人なら痛感しているはず。

そして中盤最大の爆弾が、アディエルとの婚約が嘘だったという事実の発覚だ。

先ほども触れたけど、この嘘の意味は表面上は「ジャミーンを守るため」と説明された。でも俺は思うんだ。嘘をつける人間は、他の嘘もつける。薫が語った「WHIの医師として赴任した」という経歴自体が、本当かどうかわからなくなった瞬間だった。

さらに見逃せないのが、テントの収益が大幅に増加した時期と、薫がバルカに渡った時期が一致しているという指摘。約3年前、テントの資金がバルカ北西部の土地購入に使われ始めた。そして薫がバルカに来たのも、約3年前。

……偶然?

いや、だからこのドラマに偶然はないんだって。

終盤(第8話〜最終話)── 最大の伏線が残された

物語は終盤、乃木とテントの対決に向かって一気に加速する。薫の出番は中盤に比べて少なくなるけど、最終回に最大の伏線が仕込まれていた

それが、乃木のモンゴル民族衣装の袖に付着した血痕のシーンだ。

帰国した乃木を空港で迎えた薫。二人が抱き合った瞬間、カメラは薫の視線を捉える。薫の目が、乃木の袖──血がうっすら付いている袖──に向けられた(ように見える)描写があった。

あの血は、乃木がバルカで”仕事”をした痕跡だ。つまり、薫があの血痕に気づいていたなら、乃木が一般のビジネスマンではないことを察知した可能性がある

いや、もっと踏み込んで言えば──「最初から知っていた上で、あえて何も言わなかった」のかもしれない。

最終話放送後、番組の公式SNSが意味深なヒントを発信して、ファンの考察熱はさらに加速した。明確な答えは示されないまま、VIVANT第1シーズンは幕を閉じた。

「薫の正体」という最大の謎を抱えたまま。

薫の正体はこれだ!?── 3大考察説を徹底比較

ここからは、ネット上の考察勢たちの間で支持されている3つの説を、根拠と反論を添えて比較していく。あなたはどの説が有力だと思う? 読みながら、自分の推理と答え合わせしてみてくれ。

【説①】テントのメンバー説 ── 最も根拠が多い”本命”

考察勢の間で最も支持されているのが、薫はテロ組織「テント」の一員、もしくは協力者であるという説だ。

  • 根拠①:バルカ渡航時期(約3年前)とテントの収益急増時期が完全に一致
  • 根拠②:ジャミーンの父・アディエルはテント関係者 → 薫はその家族に婚約を偽装してまで接近
  • 根拠③:ベキが「退院後は我々で面倒を見る」と言った「我々」に薫が含まれている可能性
  • 根拠④:テントメンバーが写ったジャミーンの写真に、薫が驚かなかった不自然さ

根拠だけ見ると、かなり説得力がある。「テントに所属しながら、医師として現地に潜入し、テントの活動と連携していた」と考えれば、ほぼ全ての伏線に説明がつく。

ただし、反論もある。

もし薫がテント側なら、乃木を命がけで助ける理由がなくなるんだよね。テントにとって乃木は「敵」だったはず。なぜ助けた? 恋愛感情だけで説明できるのか、ここがこの説最大の弱点。

【説②】インターポール説 ── キービジュアルの「I」が示すもの

次に有力なのが、薫はインターポール(国際刑事警察機構)の捜査官だという説。

この説の出発点は、ドラマのキービジュアルだ。「VIVANT」の6文字と、主要キャスト6人が並ぶあのポスター。各文字がそれぞれのキャラクターの正体を表しているとされ、薫の位置にある「I」が注目された。

  • V = VIVANT(別班)→ 乃木
  • I = Interpol? Isha(医者)? Imouto(妹)? → 薫
  • A = Agent → 野崎
  • N = Nokoru(ノコル)
  • T = Tent → ベキ

もし「I」がインターポールなら、薫は国際犯罪組織テントを追うために、医師に偽装してバルカに潜入した捜査官ということになる。

  • 根拠①:医師にしては異常に高い行動力・判断力・度胸
  • 根拠②:過去の経歴が一切語られない(WHI以前の人生が空白)
  • 根拠③:複数言語に精通し、偽装パスポートに慣れている様子

インターポール説、ロマンがあるよね。でも「インターポールが医師に偽装して単独潜入する」ってスパイ映画みたいな話、現実的にありえるのかな? まあ、ドラマだから何でもアリっちゃアリだけど。

【説③】乃木の妹(家族)説 ── ロマンチックか、それとも衝撃か

3つ目は、薫は乃木憂助の生き別れた妹ではないかという説。

乃木は幼い頃に家族と離れ、その後の人生で家族の温もりを知らずに育った人物だ。乃木が薫に対して感じる「特別な親近感」が、恋愛感情ではなく血のつながりによるものではないか──という考察だ。

キービジュアルの「I」= Imouto(妹)という解釈もこの説を後押しする。

ただ、この説には決定的な弱点がある。

乃木と薫の間には明らかにロマンスが描かれているんだよね。抱擁シーンとか、見つめ合う視線とか。もし妹だったら、ドラマ的にかなり衝撃的な展開になるけど……さすがに日曜劇場でそれはキツくないか?(笑)

【比較表】3つの説を根拠・反論で整理する

ここまでの内容を表にまとめてみよう。

スクロールできます
考察説主な根拠最大の反論説得力
テントのメンバー説渡航時期の一致、テント関係者への接近、写真への無反応テント側なら乃木を助ける動機がない★★★★☆
インターポール説キービジュアル「I」、異常な行動力、経歴の空白単独潜入の非現実性★★★☆☆
乃木の妹説キービジュアル「I」、乃木が感じる特別な親近感恋愛描写との矛盾★★☆☆☆

正直に言うと、俺は「テント説」が最有力だと思っている。根拠の数と、ドラマ全体のテーマ(「敵か味方か」)との整合性が最も高い。

ただし──もし薫がテント側だったとして、それでも乃木に惹かれた感情は本物だった、という展開だったら? 「敵なのに愛してしまった」。これほどドラマチックな展開は他にない。福澤監督なら、そこまで仕込んでいてもおかしくない。

監督・公式が残した”爆弾発言” ── ノベライズに隠されたヒント

福澤克雄監督「本編では語られていない過去がある」

ここで、考察の根拠として最も重いものを紹介する。

VIVANTの公式ノベライズ(小説版)の下巻に、福澤克雄監督がコメントを寄せている。その中で監督は、柚木薫について「本編では語られていない過去がある」と明言した。

──「過去」。

これはつまり、薫がバルカに来る前の人生に、ドラマでは描かれなかった重要な出来事がある、ということだ。単なる医師が医師として赴任した──それだけの話なら、わざわざ「語られていない過去」なんて意味深な言い方はしないだろう。

この監督コメントこそが、「薫にはただの医師ではない裏の顔がある」ことの最大の根拠だと俺は思っている。

「シーズン1はプロローグに過ぎない」という衝撃

さらに、福澤監督はこうも語っている。

「シーズン1はプロローグに過ぎない。真の物語はこれからだ」

プロローグだって。あの10話、あの壮大なスケール、あの衝撃の連続が──まだ序章?

普通に考えて、「真の物語」には「薫の正体」が含まれていると見るべきだろう。シーズン1で最大の謎として残された薫のバックストーリーは、続編で明かされるためにあえて温存されたんだ。

シーズン1があの内容で「プロローグ」って……正直、震えた。福澤監督、どこまで考えてるんだ。

二階堂ふみだからこそ生まれた”薫の謎” ── 演技力から読み解く

「怪しいのか、純粋なのか」判断を許さない絶妙な演技

ここで少し視点を変えて、二階堂ふみという女優の演技力から薫の謎を読み解いてみたい。

VIVANT のキャストは豪華だ。堺雅人、阿部寛、役所広司、松坂桃李、二宮和也──日本映画界のトップクラスが揃い踏みしている。その中で、二階堂ふみは「浮かない」どころか、存在感を放ちながらも”謎”であり続けるという離れ業をやってのけた。

思い出してほしい。あの赤飯のシーン。乃木を抱きしめるシーン。ジャミーンの手を握るシーン。

どの場面でも、二階堂ふみの表情は「本物の感情なのか、計算された演技なのか」が判別できない。それは、二階堂ふみという女優の演技力が「上手い」を超えて「多義的」な領域に達しているからだ。

つまり、薫というキャラクターの曖昧さ・ミステリアスさは、脚本だけでなく、二階堂ふみの演技によって完成されたんだと俺は思う。別の女優が演じていたら、薫の正体はもっと早く見透かされていたかもしれない。

二階堂ふみ自身が語った薫への想い

二階堂ふみ本人は、薫というキャラクターについてこう語っている。

「自立心があり、自分の活動や人との関わりに対して熱い思いを秘めたキャラクター。自分自身の能動的で正直な生き方とリンクする部分があった」

(出典:TBS公式サイトインタビューより)

「熱い思いを秘めた」──この言葉選びが気になる。表に出さず、内側に持っている情熱。これは「ただの善意の医師」の表現だろうか? それとも、秘密の使命を胸に秘めた人間の表現だろうか?

また、約2ヶ月以上に及ぶモンゴルロケについて、二階堂はこう振り返っている。

「人生でとても大事な2ヶ月間だった。動物との関わりなど多くのことを学び、考えさせられる経験だった」

(出典:Real Soundインタビューより)

2ヶ月超のロケで培われたリアリティが、薫の「バルカに3年住んだ医師」としての説得力に直結している。この役にここまで入り込んだ二階堂ふみだからこそ、視聴者は薫を疑いながらも信じたくなる──そんな矛盾した感情を抱かされたわけだ。

【2026年続編】薫の正体はついに明かされるのか?

続編で確定している情報まとめ

さて、ここからは2026年放送予定のVIVANT続編について、現時点で判明している情報を整理しよう。

VIVANT 続編 確定情報
  • 2026年、TBS日曜劇場枠で放送決定
  • シーズン1最終話の直後から物語が続く
  • 二階堂ふみ(柚木薫役)の続投が確定
  • 堺雅人、阿部寛、二宮和也、松坂桃李ら主要キャストも復帰
  • 海外ロケはアゼルバイジャンで実施

注目すべきは、薫役の続投が確定していること。シーズン1で「使い捨て」にされたキャラクターなら、わざわざ続編に引き継ぐ必要はない。薫が続編でも重要な役割を担うことが、この時点で約束されている。

続編で薫の正体が描かれると予測する3つの理由

俺は、続編で薫の正体が確実に明かされると予想している。その理由は3つある。

  • 理由①:福澤監督の「本編では語られていない過去がある」発言。あえて温存した”爆弾”を、続編で起爆させないわけがない。
  • 理由②:シーズン1最終回に未回収の伏線が多すぎる。血痕のシーン、薫の視線、番組SNSのヒント──これらを回収しないままでは物語が完結しない。
  • 理由③:薫の正体こそが「最大のサプライズ」になり得る。乃木が別班であること、ベキがテントのリーダーであること──シーズン1の衝撃を超えるには、薫の正体を切り札にするしかない。

もし薫がテントだったら?インターポールだったら?── 続編展開を予測

最後に、少し遊び心を加えて、各説ごとに続編の展開を予測してみよう。

■ もし薫がテントのメンバーだったら

乃木との恋愛は「任務上の接近」だった──しかし、本当に好きになってしまった。組織と愛の間で引き裂かれる薫。乃木がその真実を知った時、二人の関係はどうなる? 「敵か味方か、味方か敵か」というVIVANTのテーマが最も映えるシナリオだ。

■ もし薫がインターポールだったら

テントを追って潜入した薫。同じく秘密の使命を持つ乃木(別班)と、知らずにお互いの正体を隠したまま協力していた──という構図になる。二人が正体を明かし合った瞬間、むしろ信頼が深まるのか、それとも立場の違いが壁になるのか。国際的なスパイドラマの色が強くなりそうだ。

■ もし薫が乃木の妹だったら

……こっちは正直、予測が難しい。恋愛関係からの血縁発覚は、日曜劇場のトーンを考えるとかなり攻めた展開になる。でも、逆にそのインパクトこそが福澤監督の狙いだとしたら──考えるだけで鳥肌が立つ。

あなたはどの展開が一番面白いと思う? どの説を推す?

──答えは、続編が始まるまで誰にもわからない。

Q&A(よくある質問)

柚木薫(二階堂ふみ)の「表の顔」は?

本文の整理では、薫はWHI(世界医療機構)所属の日本人医師として、架空の国「バルカ共和国」で約3年間医療に従事していた人物。乃木・野崎が窮地に陥った際に現地に精通した医師として助け、行動を共にする「巻き込まれた善意の民間人」として描かれています。

薫が「ただの医師に見えない」と言われる理由は?

本文では、モンゴル語が流暢・馬に乗れる・砂漠横断や武装勢力の包囲でも冷静など「タフさ」が不自然だと指摘。さらに、偽装パスポートへの慣れた反応や「別班だろ?」発言など、“知ってはいけないことを知っている”ように見える点が疑惑の核になっています。

序盤(第1話〜第3話)の伏線・怪しい言動は?

本文が挙げる主なポイントは、①日本大使館で赤飯を食べた時の“感動が演技っぽい”表情、②偽装パスポートの名前の読み方や扱いが不自然、③冗談めかしつつ「別班だろ?」と口にする点。いずれも「一般の医師にしては違和感がある」として伏線扱いされています。

中盤(第4話〜第7話)で疑惑が深まる“手がかり”は?

本文の要点は、①ジャミーンの写真にテント関係者が写っていても薫が強く動揺しない、②「VIVANT」の意味・スペルを即答する語学/教養の高さ、③アディエルとの「婚約」が嘘だったと判明する点。さらに「テント収益が増えた時期」と「薫のバルカ渡航時期(約3年前)」が一致しているという指摘が、偶然ではない根拠として述べられています。

終盤(第8話〜最終話)の“最大の伏線”は何?

本文が最大の伏線として強調しているのは、最終回の空港で抱き合う場面で、薫の視線が乃木の袖の“血痕”に向いたように見える描写です。もし薫が血痕に気づいていたなら、乃木が一般人ではないことを察していた(あるいは最初から知っていた)可能性がある、と考察されています。

薫の正体「3大考察説」とは?

本文で比較されているのは、①テントのメンバー(または協力者)説、②インターポール(国際刑事警察機構)潜入捜査官説、③乃木の妹(家族)説の3つ。伏線の多さ・テーマとの整合性・反論点までセットで整理されています。

【説①】テントのメンバー説の根拠と弱点は?

根拠として本文は、渡航時期と収益急増の一致、アディエルへの婚約偽装での接近、写真への無反応、ベキの「我々で面倒を見る」の“我々”に薫が含まれる可能性などを提示。一方の弱点は「テント側なら、なぜ乃木を命がけで助けたのか」という動機面で、ここが最大の反論点とされています。

【説②】インターポール説の根拠と弱点は?

本文では、キービジュアルの「I」をInterpolと読む解釈、医師にしては異常に高い行動力・度胸、WHI以前の経歴が空白、語学力や偽装パスポートへの慣れなどが根拠。一方の弱点は「インターポールが医師に偽装し単独潜入」という設定がスパイ映画的で、現実味が薄い点だと述べられています。

【説③】乃木の妹(家族)説の根拠と弱点は?

根拠は、キービジュアルの「I」をImouto(妹)と読む解釈、乃木が薫に抱く「特別な親近感」を恋愛以外の“血縁”とみなす見立て。弱点は、本文でも触れられている通り、抱擁や視線などロマンス描写と矛盾しやすく、日曜劇場としてはかなり攻めた展開になる点です。

アディエルとの「婚約が嘘」だった件は何を示す?

本文では表向きの理由を「ジャミーンを守るための方便」としつつ、「嘘をつける人間は他の嘘もつける」→「WHI医師という経歴自体も揺らぐ」と疑念が深まる転機として扱っています。また、アディエルが後にテントとの関わりを示唆される人物である点から、“接近のための偽装”という見立ても提示されています。

監督コメント(ノベライズ)で重要視されているポイントは?

本文では、ノベライズ下巻に寄せられた監督コメントとして「本編では語られていない過去がある」という言及を重い根拠にしています。さらに「シーズン1はプロローグに過ぎない」という趣旨の発言も引用し、続編で薫のバックストーリー(=正体)回収が行われる可能性が高い、と論旨を組み立てています。

本文の結論として「最有力」はどの説?

本文の筆者視点では「テント説」が最有力とされています。根拠の数が多く、作品テーマ「敵か味方か」との整合性が高い一方で、“それでも乃木への感情は本物だった”というドラマ的なねじれ(敵なのに愛してしまう)まで含めて成立しやすい、という評価です。

続編(2026年放送予定)で薫の正体が明かされると本文が予測する理由は?

本文では、①「語られていない過去がある」という監督コメント、②最終回に未回収の伏線(血痕・視線・SNSヒント等)が残っている、③薫の正体こそが“最大のサプライズ”になり得る、の3点を理由に「続編で明かされる可能性が高い」としています。あわせて本文中では、続編で薫が続投し主要キャストも復帰、海外ロケなどの情報が整理されています(※本文内のまとめ)。

まとめ ── 答えのない謎を楽しもう、続編までの”宿題”

ここまで、VIVANT 二階堂ふみが演じた柚木薫の正体について、伏線を時系列で追いかけ、3大考察説を比較し、監督の発言や二階堂ふみの演技力まで掘り下げてきた。

最後に伝えたいのは、こういうことだ。

「正体がわからないからこそ、柚木薫は魅力的だ」

VIVANTは「全員が何かを隠している」ドラマだった。その中で、最後まで正体を明かさなかった薫は、ある意味でこのドラマの精神を最も体現しているキャラクターなのかもしれない。

そして、二階堂ふみという女優の「嘘か本心か判別させない」演技があったからこそ、薫の謎はここまで多くの人を魅了した。

2026年の続編が始まるまでに、やっておくべき”宿題”がある。

  • もう一度、全話を最初から観直す(薫に注目して)
  • 赤飯のシーン、ジャミーンの写真のシーン、最終回の抱擁シーンを重点チェック
  • 公式ノベライズの下巻を読んで、監督コメントを自分の目で確認する

これをやっておけば、続編の第1話で薫が何か意味深な行動をとった瞬間、「あ、これ前と同じだ!」と気づけるはずだ。その瞬間の快感は、たまらないぞ。

さて、最後にあなたに聞きたい。

柚木薫の正体、あなたは何だと思う?

テントか、インターポールか、それともまだ誰も思いついていない第4の答えか。

──答え合わせは、2026年。日曜の夜10時に。

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