2023年の夏。日曜日の夜9時になると、日本中のリビングから歓声と悲鳴が聞こえてきた。
SNSのタイムラインは毎週月曜日になると考察で埋め尽くされ、会社の給湯室では「昨日のVIVANT観た?」が合言葉になった。総視聴人数6000万人超——つまり、日本人の2人に1人が観たドラマ。それが『VIVANT』だ。
「名前は聞いたことあるけど、まだ観てないんだよね……」
「今さら観ても楽しめるのかな?」
そんなあなたに、先に言っておく。今から観るのは「遅い」んじゃない。むしろ「最高のタイミング」なんだよ。
なぜなら、2026年——VIVANTの続編が帰ってくるから。
この記事では、完全ネタバレなしで「VIVANTってどんなドラマ?」というあなたの疑問に、とことん答えていく。読み終わる頃には、きっとリモコンに手が伸びているはずだよ。
VIVANTはどんなドラマ?ひと言で言うと「映画を超えたテレビドラマ」
結論から言う。VIVANTは「スパイ×サスペンス×家族愛」が、映画級のスケールで描かれたアドベンチャー大作だ。
「え、テレビドラマでしょ?」って思うよね。俺も最初はそう思ってた。でも1話を観た瞬間、その認識はぶっ壊された。画面に映し出されるのは、見渡す限りの砂漠、轟音が響く爆破シーン、そして数百人規模のエキストラが動く軍隊の行進——。「これ、本当に日曜9時のテレビ?」って声に出たのを覚えてる。

ちなみに、モンゴルでの海外ロケは2ヶ月半にも及んだらしい。日本のドラマでそんなことやる?って話だよね。
手掛けたのは、あの「半沢直樹」シリーズの福澤克雄監督。「日本のドラマを世界基準へ」という想いで作られた完全オリジナル作品だ。原作なし、すべてがゼロから生み出されたストーリー。だからこそ、誰も結末を知らない。誰も先を読めない。その「未知」こそが、このドラマ最大の武器だった。
VIVANTの基本情報まとめ
まずは「ざっくり全体像を掴みたい」というあなたのために、基本情報をまとめておくね。
| 項目 | 内容 |
| 作品名 | VIVANT(ヴィヴァン) |
| 放送局 | TBS系「日曜劇場」 |
| 放送期間 | 2023年7月16日〜9月17日 |
| 話数 | 全10話 |
| ジャンル | スパイ・サスペンス・アドベンチャー |
| 原作・演出 | 福澤克雄 |
| 主演 | 堺雅人 |
| 主要キャスト | 阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也、役所広司 ほか |
| 最終話視聴率 | 世帯19.6%、個人12.9% |
| Filmarks評価 | 4.3 / 5.0 |
数字だけ見ても「あ、これガチなやつだ」って伝わるでしょ?でも、VIVANTの凄さは数字じゃ語りきれない。ここからが本番だ。
VIVANTのあらすじ — ネタバレなしで「入口」だけお見せします
物語の入口だけ、そっと見せるね。安心してほしい——核心には一切触れない。むしろ、これを読んだら「早く続きが知りたい」って思うはずだから。
主人公は乃木憂助(堺雅人)。大手商社「丸菱商事」に勤める、一見どこにでもいそうな商社マンだ。
ある日、彼の部署で100億円超の誤送金が発生する。送金先は中央アジアにある架空の国「バルカ共和国」。乃木はその責任を負い、たった一人でバルカへ飛ぶ。
見渡す限りの砂漠。聞き慣れない言葉。まったく違う空気。——そして、爆破事件。
気がついたら、乃木はテロリストの容疑者として現地警察に追われていた。
そこで出会うのが、公安警察の野崎守(阿部寛)と、世界医療機構の医師柚木薫(二階堂ふみ)。この3人が合流するところから、物語は一気に加速する。



ここまでが、第1話の前半くらいの話。マジで。これ、まだ「序章の序章」なんだよ……。
ここから先は、自分の目で確かめてほしい。一つだけ言えるのは、「乃木憂助」という男は、あなたが思っているような人物ではないということだけだ。
「VIVANT」というタイトルの意味がヤバい
一つだけ、こっそり教えておく。
このドラマのタイトル「VIVANT」——実は、タイトル自体が最大の伏線になっている。
その意味を知った瞬間、鳥肌が立つ。「そういうことだったのか」と。観終わってからもう一度タイトルを眺めた時、最初とはまったく違う感情が湧き上がってくるはずだ。
ちなみに「VIVANT」にはフランス語で「生きている者」という意味も含まれている。この意味が、物語の結末でどう響いてくるか——それは、最終話を観たあなただけが味わえる特権だ。
VIVANTの見どころ5選 — 6000万人が夢中になった理由
テレビ放送の総視聴人数6000万人超。最終話の世帯視聴率19.6%。令和のドラマ史において、VIVANTは「社会現象」と呼ばれた。
なぜ、これほどまでに多くの人が夢中になったのか?その理由を5つに分解して伝える。
①映画を超えた圧倒的スケール — モンゴル2ヶ月半のロケ
まず、映像のスケールが日本のテレビドラマの常識をぶっ壊している。
普通、日本のドラマって「セットの中で俳優が会話する」のが基本だよね。でもVIVANTは違う。モンゴルの大地に本気でロケ隊を送り込んで、2ヶ月半かけて撮影している。
画面いっぱいに広がる砂漠。地平線の向こうまで続く草原。砂煙を上げて走る車列。——テレビの画面なのに、画面の向こうから乾いた風が吹いてくるような錯覚を覚える。
爆破シーンは1回じゃない。何度も、何度も、本気の爆発が映る。「これ、制作費いくらかかってるの……?」って心配になるレベル。実際、破格の制作費が投じられたことが話題になったほどだ。



ハリウッド映画みたいなスケールのドラマが日曜の夜9時にタダで観れた2023年の夏。あの贅沢さ、今思い返しても異常だったよね。
②豪華すぎるキャスト — 日本映画界のオールスター集結
このドラマのキャスト表を見ると、思わず二度見する。
主演の堺雅人。日本のドラマ界でトップを走り続ける男が、今回はこれまでとまったく違う表情を見せてくる。「半沢直樹」の倍返しとは次元の違う、静かなのに底知れない恐ろしさ。
阿部寛が演じる公安の刑事は、無骨で不器用で、でもどこか人間臭い。二階堂ふみは芯の強さと脆さが同居する医師を見事に体現し、松坂桃李は物語のカギを握る重要な役どころで存在感を放つ。
さらに——役所広司と二宮和也。この二人の登場シーンは、言葉にできないほどの重量感がある。特に二宮和也は放送前にキャスト公表されておらず、サプライズ登場という演出で視聴者の度肝を抜いた。
全員が主演を張れる実力派。それが一つの作品に集結して、一人も埋もれることなく全キャラクターが輝いている。これは本当に奇跡的なことだと思う。
③毎週が衝撃展開 — 予測不能のストーリーテリング
VIVANTを観ていて最も快感だったのは、「予想が全部ハズれる」ことだ。
「こいつが犯人だろう」→ 違った。「この人は味方だ」→ そうでもなかった。「さすがにこの展開は読めた」→ その裏をかかれる。
毎話、ラスト5分で「えっ!?」と声が出る展開が待っている。1話ごとに世界がひっくり返るような感覚。日曜日の夜が待ち遠しくて仕方なくなる、あの感覚を久しぶりに味わった。
しかもこのドラマ、「誰が味方で誰が敵か」が最後の最後までわからない。登場人物全員にどこか影があって、誰も完全には信用できない。そのスリルがたまらないんだよね。



あなたもこんな経験ない?ドラマを観ていて「あ、この展開ね、はいはい」って思った瞬間——VIVANTでは、その「はいはい」が全部裏切られる。これ、めちゃくちゃ気持ちいいよ。
④考察が止まらない — SNSを巻き込んだ全国民参加型ドラマ
VIVANTは「観るドラマ」であると同時に「語るドラマ」だった。
毎週日曜の放送直後、X(旧Twitter)のトレンドはVIVANT関連のワードで埋め尽くされた。「あのシーンの意味は?」「あの人の表情、怪しくなかった?」「つまりVIVANTって○○ってこと?」——。
ドラマの細部には伏線が星の数ほど散りばめられていて、視聴者はそれを見つけては考察し、共有し、議論した。月曜日のオフィスでは「昨日のVIVANT観た?」から始まる会話がそこかしこで交わされていた。
これがVIVANTの「正しい楽しみ方」だったんだと思う。一人で観て、みんなで語る。観ている人同士で「あーでもない、こーでもない」と考察し合うことで、面白さが何倍にもなるドラマ。
そして2026年の続編が始まれば、あの熱狂がもう一度やってくる。その輪に入れるかどうかは、今から前作を観るかどうかにかかっている。
⑤笑いあり涙あり — エンタメの全部乗せ
「スパイ」「サスペンス」って聞くと、ずっと緊張しっぱなしの重いドラマを想像するかもしれない。でもVIVANTは、意外なほど「笑い」もある。
特に、バルカ共和国の運転手ドラムというキャラクター。彼のコミカルな言動に、何度クスッとさせられたことか。緊迫したシーンの合間に挟まれる彼の天然ボケに、重くなった空気がフッと軽くなる。このバランス感覚が絶妙なんだよね。
そして、物語の終盤。
笑いの裏に隠されていた「家族の物語」が姿を現す。親子の絆、生き別れた者たちの宿命、守りたいものと戦わなければならないもの——。気がついたら、画面がぼやけていた。喉の奥が熱くなって、涙が頬を伝う。そういう体験を、このドラマはさせてくれる。
アクション、サスペンス、考察、笑い、感動——エンタメに求めるもの、全部入り。こんなドラマ、なかなかないよ。
VIVANTの評価と口コミ — 正直、「合わない人」もいる
ここまでベタ褒めしてきたけど、俺は正直に書くタイプだからね。良い評価も悪い評価も、両方ちゃんと伝える。その上で「あなたに合うかどうか」を判断してほしい。
「面白すぎて一気見した」絶賛の声
Filmarksでの評価は4.3 / 5.0。これ、ドラマとしてはかなりの高得点だ。
- 「映画級のスケール。テレビでこんなものが観れるとは思わなかった」
- 「豪華なキャストが次々と出てくるのに、1人として埋もれることはなく全てのキャラクターが輝いていた」
- 「最後まで目が離せない。ワクワクしっぱなしだった」
- 「日本のドラマでここまでお金がかかっているものを観たのは初めて」
「社会現象」と評されたのは伊達じゃない。令和のドラマ史に名を刻んだ作品であることは間違いないと思う。
一方で「合わなかった」という声も
もちろん、すべての人に刺さるドラマなんてこの世に存在しない。VIVANTにも批判的な意見はある。
- 「ストーリーの細部の辻褄が気になった」
- 「暴力的なシーンが苦手な人にはキツいかも」
- 「途中から展開がパターン化してきた気がする」
- 「考察が過熱しすぎて、脚本の粗が目についた」
こういう声があるのも事実。特に「リアリティ」や「緻密さ」を重視する人にとっては、スケールの大きさゆえの荒さが気になるかもしれない。
ただ、個人的な意見を言わせてもらうと——「細かい粗」を上回る「物語の力」がVIVANTにはある。完璧なプロットを味わうドラマというより、「この世界観に浸る」ことで快感を得るタイプの作品だと思ってほしい。
こんな人にはドンピシャ!こんな人は要注意
正直に「合う・合わない」を整理しておくね。自分がどちらに近いか、チェックしてみて。
- スパイ映画やアクション映画が好き
- 「24 -TWENTY FOUR-」や「ミッション:インポッシブル」が好き
- 考察や伏線回収にワクワクする
- 豪華キャストの演技合戦を堪能したい
- 壮大なスケールの映像が好き
- 観た後にSNSで語り合いたい
- 暴力や銃撃シーンが苦手
- 細部のリアリティや辻褄を重視するタイプ
- ゆったりとした日常系ドラマが好み
- 恋愛ドラマを期待している
「ドンピシャ」に3つ以上当てはまったなら、観ない理由がない。逆に「要注意」に全部当てはまっても、それでも1話だけは試してみる価値があると思ってる。なぜなら、VIVANTは「食わず嫌い」で最ももったいない作品の一つだから。
2026年、VIVANTが帰ってくる — 続編最新情報
ここからは、未視聴のあなたにとって最も重要な話をする。
2026年、VIVANTの続編がTBS日曜劇場で放送されることが決定した。
2025年6月、主演の堺雅人がテレビの生放送中に発表したこのニュースは、SNSを瞬時に沸騰させた。福澤克雄監督はこうコメントしている——
「前作はほんの序章で、本当の話はここから始まります」
……序章?あの全10話が……序章?
この一言だけで、続編への期待値が天井を突き抜けたのは俺だけじゃないはずだ。
続編のキャストとロケ地
続編では、前作の主要キャスト26名が再集結する。堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李、役所広司——あのメンバーが全員帰ってくる。
今回の海外ロケ地はアゼルバイジャン。モンゴルとはまた違う、異国の風景が画面を彩ることになる。
さらに、配信はテレビ放送に加えてU-NEXTとNetflixで全世界同時配信される予定。つまり、日本だけでなく世界中が同時にVIVANTの続編で盛り上がるということだ。
続編前に前作を観るべき3つの理由
「続編から観ても大丈夫?」——この質問に対する答えは、残念ながら「NO」だ。
- 理由①:続編は前作の最終シーンの「直後」から始まるため、前作未視聴では何が起きているか理解できない
- 理由②:今なら全10話を自分のペースで一気見できる。放送当時は1週間待たなきゃいけなかったけど、今は好きなだけ観られる——これって実はめちゃくちゃ贅沢なこと
- 理由③:続編が始まれば、SNSは再び考察の嵐になる。あの「祭り」に参加できるかどうかは、今から前作を観るかどうかにかかっている
つまり、「今」が最高のタイミングなんだよ。遅すぎることなんてない。むしろ、一気見できる今のほうが、リアルタイム視聴組よりも恵まれていると言っていい。
VIVANTはどこで観れる?視聴方法ガイド
「よし、観てみよう」と思ったあなたのために、視聴方法をまとめておくね。
配信サービス一覧
2026年2月現在、VIVANTを視聴できるサービスはこちら。
| 配信サービス | 視聴可否 | 備考 |
| U-NEXT | ⭕ 見放題 | 31日間無料トライアルあり |
| Netflix | ⭕ 見放題 | 続編も全世界同時配信予定 |
| TVer | ❌ 終了 | 期間限定配信は既に終了 |
| Amazonプライムビデオ | ❌ 非対応 | 配信なし |



続編もU-NEXTとNetflixで配信されるから、どちらかに入っておけば前作→続編とシームレスに楽しめるよ。
「何話まで観れば沼にハマる」問題
最後に、一つだけアドバイス。
「1話観てみたけど、まだピンとこない……」って思う人もいるかもしれない。第1話は壮大な世界観の説明に時間が割かれるから、正直「情報が多すぎて頭がパンクする」感覚があるかもしれない。
でも——3話まで観てほしい。
1話は種まき。2話で加速し始めて、3話で「あ、これもう止められないやつだ」ってなる。実際、リアルタイムで視聴率が回を追うごとに上がっていったのは、「口コミで広がった」証拠だ。「観た人が次々と周りに勧めた」から、最終話で視聴率が最高値を記録したんだよ。
全10話は、週末2日あれば完走できる。金曜の夜から観始めて、日曜の夜には「続編はまだか……」って呟いてるはず。
Q&A(よくある質問)
まとめ — あの夏の感動を、今度はあなたの番で
2023年の夏、日本中が一つのドラマに心を奪われた。日曜の夜9時が待ち遠しくて、月曜の朝は考察で頭がいっぱいで、最終回を観た後にぽっかりと胸に穴が空いたような喪失感を味わった。
あの体験を、今度はあなたがする番だ。
VIVANTは、映画を超えたスケールで描かれるスパイ・サスペンス・アドベンチャー。6000万人を熱狂させた予測不能の物語、全員主役級の豪華キャスト、そして終盤に訪れる家族の感動——全部ひっくるめて「令和最高のドラマ」と言われるだけの理由が、ここにはある。
そして2026年、続編が始まる。「前作はほんの序章」だと監督は言った。つまり、本当の物語はこれからだ。
乗り遅れてなんかいない。むしろ、一気見できる今こそが最高のタイミング。
今夜、1話だけでいい。再生ボタンを押してみてほしい。
きっと、あなたも止められなくなるから。
