こんにちは、もじくら|話題のエンタメ情報ブログのもじです。
『VIVANT』で登場する「モニター」は、テレビ画面や監視役のことではありません。国際組織テントのために普段の職場や社会へ溶け込み、必要なときに情報提供や工作を行う協力者です。
ただし、テントの幹部、別班員、公安の協力者まで、裏の顔を持つ人物が全員モニターというわけでもありません。特に山本巧、新庄浩太郎、拉致された別班員5人を同じ一覧へ入れると、所属も行動の意味も分からなくなってしまいます。
この記事では、第1シーズンと2026年8月16日放送の第14話までをもとに、モニターの意味、判明した人物、3段階のランク、新庄がテントへ協力した理由をたどります。ここから先は第1シーズン最終回と第2シーズン第14話までのネタバレを含みます。
- テントにおけるモニターの意味と役割
- 山本・新庄・ザイール・チョッキーの立場
- モニターの3段階と別班との違い
- 新庄に隠されていた伏線と第14話の結末
VIVANTモニターとは何者か

最初に、モニターという呼び名が何を指すのかを確認します。答えは「テントに情報や便宜を与える潜伏協力者」です。ただ、同じ呼び名でもテントとの距離や知らされている内容は同じではありません。第2シーズンでは3段階のランクが明かされ、第1シーズンの人物関係も見え方が変わりました。
モニターの意味と役割
『VIVANT』のモニターとは、表向きの職業や人間関係を保ったまま、裏でテントへ協力する人物です。英語のmonitorをそのまま訳した「監視する人」だけでは足りません。作中では、必要になるまで社会に潜み続ける協力者や内通者に近い意味で使われています。
役割は一つではありません。勤務先で得られる情報を渡す人、資金を動かす人、逃亡用の車や住まいを用意する人、警察の追跡を避ける人など、本人の立場によって変わります。銃を持って前線へ出るとは限らず、むしろ普通の社員や捜査官に見えること自体が活動の土台です。
山本巧は丸菱商事に勤める立場を利用し、誤送金事件へ関与しました。新庄浩太郎は公安部外事第4課の捜査官でありながら、テント側へ情報を渡し、ベキたちの逃亡を支えます。どちらも「所属先の内側から動ける」という点が共通しています。
モニターの要点
モニターはテント本部で常時活動する幹部ではなく、企業や行政機関などの日常へ潜み、立場・技術・人脈を使ってテントを助ける協力者です。
テントや別班との違い
モニターを理解するうえで大切なのが、テントの構成員や別班員との区別です。テントはノゴーン・ベキが率いた組織の全体名。ベキ、ノコル、バトラカ、ピヨ、アリなどは、方針決定や地域担当を担った中枢側の人物です。
一方、モニターは各国や各組織へ潜り込み、外側からテントを支えます。第2シーズンでアリが新庄について説明できたのは、アリが日本を含むアジア方面のモニターを管理する立場だったからです。アリ本人の経歴や第2シーズンでの役割は、VIVANTのアリを解説した記事でも詳しく紹介しています。
別班は、劇中で自衛隊直轄とされる非公認の諜報組織です。日本への危険を秘密裏に防ぐ乃木憂助、黒須駿、長野利彦らと、テントへ協力するモニターは基本的に対立する位置にいます。表向きの職業を持つ点は似ていますが、誰のために任務を行うのかが正反対です。
また、VIVANTという言葉そのものがモニターを意味するわけでもありません。作中では「別班」へ近づく音として使われ、一般のフランス語では「生きている」などを表します。タイトルの由来は、VIVANTの意味と別班の関係で確認できます。
| 区分 | 主な人物 | 立場 |
|---|---|---|
| テント中枢 | ベキ、ノコル、アリなど | 組織の運営や地域担当を担う |
| モニター | 山本、新庄、ザイール、チョッキーなど | 社会に潜みテントへ協力する |
| 別班 | 乃木、黒須、長野など | 日本を守る秘密任務を行う |
| 公安 | 野崎、佐野、鈴木など | 警察としてテロや諜報事件を追う |
3段階のランクと情報差
第2シーズン第12話では、テントのモニターに3段階のランクがあったと明かされました。第1シーズンでは山本も新庄も同じ「モニター」と呼ばれていたため、役割の差までは分かりませんでした。続編によって、誰もがベキや組織の目的を知っていたわけではないと判明した形です。
下位には、自国や権力者への反感などからテントへ協力する人物がいました。山本はこの最下層です。中位になると、テントが孤児を支える目的まで知らされます。そして最上位は、組織の指導者がノゴーン・ベキであることまで知る、ごく限られた人物でした。
新庄と第1話で自爆したザイールは最上位に当たり、その人数は7人ほどとされています。ただし、最上位だからといってフローライト計画や幹部だけの機密まで、すべて共有されていたとは限りません。ランクは情報への扉をどこまで開けてもらえるかを示すもので、組織内の全権を持つという意味ではないのです。
この3段階は、新庄と山本の行動の差にもつながります。山本は誤送金という個別の任務を動かした一方、新庄はベキの正体を知り、別班員の生存情報を届け、ベキたちの脱獄まで支援しました。同じ呼び名でも、背負っていた任務の重さはかなり異なります(出典:TBSテレビ「アフターVIVANT」)。
◆もじのワンポイントアドバイス
第1シーズンを見返すときは、「モニターかどうか」だけでなく、「その人物はテントの何を知っているのか」に注目してみてください。山本と新庄の差が分かると、言葉の重みまで変わって見えますよ。
判明したモニター一覧
作中でモニターだと確認できる主な人物は、山本巧、新庄浩太郎、ザイール、チョッキー・テーパーニットです。世界各地にはほかにも協力者がいましたが、氏名や現在地まで明かされていない人物を無理に一覧へ加えることはできません。
| 人物 | 表の立場 | ランク・役割 | 判明後 |
|---|---|---|---|
| 山本巧 | 丸菱商事社員 | 最下層。誤送金事件へ関与 | 乃木と黒須に排除され死亡 |
| 新庄浩太郎 | 公安部外事第4課 | 最上位。情報提供と逃亡支援 | 第14話で死亡と発表 |
| ザイール | GFL社の送金先関係者 | 最上位。ベキの存在を知る | 第1話の爆発で死亡 |
| チョッキー | タイの大富豪 | ランク不明。新庄を匿う | 乃木たちに確保される |
ザイールは第1話で、誤送金された金の流れを追う乃木がたどり着いた人物です。乃木へ「お前がVIVANTか」と問い、自爆によって捜査を断ち切ろうとしました。第1シーズンだけではテントの実働側という印象が中心でしたが、第2シーズンの説明によって、新庄と同じくベキの存在を知る最上位だったと分かります。物語の最初に登場した人物が、実は組織の深い部分を知っていたという後から効く設定です。
チョッキーは、タイで新庄を匿った大富豪。豪邸、私兵、人脈を使い、国外へ逃れた新庄が生活できる環境を用意していました。テント解体後も新庄を助けたため、単に以前の名簿へ名前が載っていただけの人物ではありません。ただし、チョッキーのランクや、テント時代に担当した任務の全体像は第14話までに明かされていません。
この二人を加えると、モニターが企業や公安の内部だけにいるわけではないと分かります。送金先へつながる人物、国家機関の捜査官、現地で影響力を持つ富豪。テントは同じ能力を持つ人を集めるのではなく、国境をまたぐ計画に必要な立場を点のように配置し、必要なときだけ線として結んでいたのでしょう。
ここで注意したいのは、モニターの総人数は明らかになっていないことです。最上位が7人ほどとされても、3段階すべてを合わせた人数にはなりません。したがって、「モニターは4人だけ」「裏切り者は5人」と人数を固定するのは早いでしょう。
モニターではない人物
検索すると、黒須、熊谷、廣瀬、高田、和田をモニターとして並べた情報も見かけます。しかし、この5人はテントの協力者ではなく、乃木と同じ別班員です。第1シーズンで乃木に撃たれたのはテントへ潜入する偽装であり、第2シーズンでは何者かに拉致された被害側にいます。
長野利彦もモニターではありません。第1シーズンでは薬物疑惑や不倫が描かれましたが、第2シーズンで東南アジア方面を担当する別班員だと判明しました。長野の経歴と偽装については、VIVANT長野専務の正体を解説した記事で詳しく取り上げています。
太田梨歩もテントへ忠誠を誓った人物ではありません。天才ハッカー「ブルーウォーカー」としての能力を山本に知られ、誤送金事件へ利用された側です。行動に関与したことと、組織の協力者であることは同じではありません。太田の立場は、太田梨歩の正体と俳優変更の記事でも確認できます。
野崎守についても、第14話までにシンシーとのつながりや別班員拉致への関与が示されましたが、テントのモニターだったとは明かされていません。裏切りに見える行動があるからといって、すぐモニターへ分類しないこと。『VIVANT』では、この一呼吸がかなり大切です。
混同しやすいポイント
黒須・熊谷・廣瀬・高田・和田・長野は別班側、太田は山本に利用されたハッカー、野崎は第14話時点でシンシーとの関係が焦点です。いずれもテントのモニターと確定した人物ではありません。
VIVANTモニターとは何だったか

ここからは、モニターが物語をどう動かしたのかを人物ごとに見ていきます。山本は第1シーズン前半の誤送金事件、新庄は最終回の脱獄と第2シーズンの追跡劇を担いました。正体を知ったあとに過去の場面へ戻ると、失敗や沈黙まで伏線としてつながります。
山本巧の正体と誤送金
山本巧は、乃木と同じ丸菱商事で働く社員です。表向きは気さくな同期でしたが、裏ではテントのモニターとして動き、GFL社へ1億ドルが送られた誤送金事件へ関与していました。
山本は太田梨歩がブルーウォーカーであることを突き止め、その技術を利用します。事件発覚後に太田を監禁したのも、口を開かれれば送金の仕組みだけでなく、自分とテントの関係まで露見するからです。太田が実行に使われた人物で、山本が背後から動かした人物という違いを押さえると、事件の流れが分かりやすくなります。
乃木と黒須は山本を確保し、乃木が別班員であることを告げました。その後、山本は首つり自殺に見せかけて排除されます。第5話の公式あらすじでも「テントのモニターである山本を排除した」と説明されており、山本の死亡は考察ではなく作中で確定した出来事です。
第2シーズンで山本が最下層だったと分かると、彼がベキの素性や孤児支援まで把握していたとは限らないことも見えてきます。つまり、山本の行動を「ベキの理想に共感した結果」と決めつけることはできません。分かっているのは、テントへ協力し、日本国内で大規模な資金移動へ手を貸した事実です。
新庄がモニターになった理由
新庄浩太郎は、野崎の部下として公安部外事第4課に所属していました。第1シーズン最終回でテントのモニターだと判明しますが、なぜ公安の捜査官が協力者になったのかは当時ほとんど説明されませんでした。
第2シーズンでは、新庄をモニターへ引き入れた人物がアリだったと判明します。新庄は捜査の一環でアリへ近づき、その過程でテントがバルカの孤児を支えている側面を知りました。犯罪で資金を得ていた事実は消えませんが、外から見た「国際テロ組織」だけでは説明できない活動に触れ、協力する道を選んだわけです。
ここで、新庄がテントの行為を何もかも肯定したと考えるのは飛躍です。どの時点で何を知らされ、どの活動まで賛同していたのかは、すべて語られていません。ただ、ベキの存在まで知らされる最上位になり、長期間にわたって情報と逃亡経路を提供したことから、一度だけ便宜を図った人物ではなかったと分かります。
さらに新庄は、公安の指示で通った飛行機の教習を途中でやめたと報告しながら、実際には操縦資格を取得していました。後に自らプライベートジェットを操って逃亡できたのは、突然生えた能力ではありません。職務とモニター活動の境目を見えなくする準備を、かなり前から進めていたことになります。
尾行失敗に隠れた伏線
第1シーズンの新庄は、公安の捜査官なのに尾行対象を何度も見失います。放送中は「少し頼りない部下」にも見えました。しかし正体が判明したあとでは、失敗のすべてが本当に偶然だったのか、別の意味を帯びます。
代表的なのが山本の尾行です。新庄は大宮駅で山本を見失い、その隙に山本は別班の黒須に確保されました。新庄と山本はともにモニターですが、互いの正体をどこまで知っていたのか、見失った行動が意図的だったのかは明言されていません。ここは事実と考察を分けたい場面です。
もう一つ見逃せないのが、野崎が乃木の経歴や別班との関係を調べる場面です。新庄は捜査の理由や収集した情報を知ろうとしますが、野崎は核心を簡単には共有しません。新庄が公安の中にいても、必要な機密が自動的に手に入るわけではなかったことが分かります。だからこそ、日頃から部下として働き、信頼を損なわず、情報へ近づける状態を保つ必要がありました。
新庄の表情にも注目です。乃木や別班という言葉が出たときの視線は、公安として疑う目にも、テントの敵を警戒する目にも見えます。放送時には一つに決められない反応だったからこそ、正体が判明したあとも別の読み方が生まれます。露骨な合図ではなく、二つの立場のどちらにも取れる演技が伏線を隠していました。
一方、第9話で乃木に撃たれた別班員たちが生存している映像をテントへ送った日本のモニターは新庄でした。この情報によって、テント側は乃木の狙撃が偽装だったと気づきます。公安内部にいる新庄だからこそ、病院や捜査の動きへ近づき、価値の高い情報を届けられたのでしょう。
最終回では、拘束されていたベキ、バトラカ、ピヨの脱獄を新庄が手引きします。住まい、車、移動経路を準備し、国外へ逃れる段取りまで組んでいました。尾行で失敗を重ねる人物という印象はここで反転し、実際には追う側の手順を熟知した逃亡支援者だったと分かります。
◆もじのワンポイントアドバイス
新庄の場面では、結果だけでなく「誰が情報を得たか」「誰がその場から離れられたか」を見てみましょう。単なる失敗に見えた直後、テント側に有利な結果が残っていないかを追うと、伏線を拾いやすくなります。
第2シーズンの新庄と追跡
第2シーズンでは、ベキの脱獄を助けた新庄が、黒須を含む別班員5人の拉致にも関わったと疑われます。公安の情報を持ち、国外逃亡の手段もあり、テントの最上位モニターだったため、乃木が最有力容疑者と考えるのは自然でした。
乃木はアリから情報を引き出し、新庄が飛行機を操縦してタイへ逃れたと突き止めます。現地で新庄を匿っていたのが、テントのモニターだった大富豪チョッキーです。彼は人脈と資金を使い、警察の動きまでつかめる環境を用意していました。
しかし、乃木と長野が新庄とチョッキーを確保すると、二人は別班員拉致に直接関与していなかったと分かります。モニターだった事実と、現在起きている事件の犯人であることは別でした。過去に裏切った人物だから今回も犯人だろう、という乃木側の思い込みが利用された形です。
その後、太田の調査によって別班の情報を売った人物が日本国内にいると判明し、野崎へ線が伸びます。第14話では野崎と中国の秘密組織シンシーのつながりが示されました。新庄を追う物語は、テント残党の事件ではなく、より大きな情報戦への入口だったのです。
第14話で新庄は死亡
第14話で新庄はタイ警察による移送中に逃走し、銃撃を受けます。作中では死亡したと日本側へ報告され、放送後の公式人物チャートにも死亡を示す表示が加えられました。2026年8月18日時点では、新庄浩太郎は死亡した人物として扱うのが作中の確定情報です(出典:TBSテレビ『VIVANT』登場人物)。
ただ、遺体の検視をせず早く火葬するよう指示が出るなど、視聴者が違和感を持つ余地も残されました。『VIVANT』は死を偽装した過去がある作品なので、生存説が出るのは不思議ではありません。それでも、現段階で「実は生きている」と言い切れる場面はありません。
新庄の最期を考えるときは、確定した表示と今後の予想を分ける必要があります。公式上は死亡。火葬指示の意図や再登場の可能性は未確定。この線引きを保つと、第15話以降で新しい事実が出たときにも混乱しにくくなります。
2026年8月18日時点
第14話まで放送済みで、次回の第15話は8月23日午後9時から放送予定です。新庄は公式上「死亡」ですが、その経緯に残る違和感の答えはまだ示されていません。
伏線を見返すポイント
モニターの正体を知ってから見返すなら、第1シーズン第2話の山本追跡、第4話の誤送金事件、第9話の別班員生存映像、最終回のベキ脱獄は外せません。第2シーズンでは、第12話のランク説明から第14話の新庄の結末までが一直線につながります。
注目したいのは、派手な台詞よりも視線、報告の遅れ、失敗後に得をした人物です。モニターは正体を隠してこそ役割を果たせるため、自分から説明する場面はほぼありません。周囲が「ミスだった」と受け入れた小さな出来事ほど、あとで効いてきます。
また、山本、新庄、チョッキーを同じ悪役として一括りにしない見方も大切です。山本は誤送金、新庄は公安情報と逃亡支援、チョッキーは資金と人脈というように、使えるものが違います。テントはそれぞれの社会的な立場を組み合わせ、遠く離れた場所でも任務を動かしていました。
『VIVANT』は、何気ない台詞や視線にも重要な伏線が隠されている作品です。U-NEXTなら、第1シーズン全話に加えて、第2シーズンの最新話まで見放題で楽しめます。
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VIVANTモニターのよくある質問
Q1. VIVANTのモニターとは何ですか?
A. テントのために企業や警察などへ潜み、情報提供、資金移動、逃亡支援などを行う協力者です。テント本部の幹部や、日本側の別班員とは立場が異なります。
Q2. モニターだと判明した人物は誰ですか?
A. 主な人物は、丸菱商事の山本巧、公安の新庄浩太郎、第1話のザイール、タイの大富豪チョッキーです。ほかにも世界各地に存在しましたが、全員の氏名と総人数は明かされていません。
Q3. 新庄はなぜモニターになったのですか?
A. 新庄を引き入れたのは、アジア方面のモニターを管理していたアリです。新庄は捜査でアリへ接触し、テントによる孤児支援を知ったあとに協力者となりました。ただし、テントの犯罪行為をどこまで肯定していたのかは明かされていません。
Q4. 別班員5人もモニターですか?
A. 違います。黒須、熊谷、廣瀬、高田、和田は日本側の別班員です。第2シーズン冒頭で拉致された5人であり、テントのモニターとして活動した事実はありません。
Q5. 新庄は第14話で本当に死にましたか?
A. 作中では死亡報告があり、公式人物チャートも死亡として更新されました。そのため、2026年8月18日時点では死亡が確定情報です。一方、検視を行わず火葬する指示などに不自然さがあり、生存説は今後を読む考察として残っています。
VIVANTモニターとは何かを総括
VIVANTのモニターとは、普通の職業や社会的な立場の裏で、テントへ情報や便宜を提供する潜伏協力者です。山本は丸菱商事、新庄は公安、チョッキーはタイの富豪という立場を利用し、それぞれ異なる方法で組織を支えました。
第2シーズンで分かった大きな点は、モニターに3段階のランクがあり、山本は最下層、新庄とザイールはベキの存在まで知る最上位だったことです。同じモニターでも、共有された目的と情報にはかなりの差がありました。
そして、黒須ら別班員5人、長野専務、太田梨歩、野崎守は、裏の顔や疑わしい行動があってもテントのモニターではありません。モニターという呼び名を広げすぎず、作中で確定した所属と、これから明かされる可能性を分けて見ることが欠かせません。
正体が分かったあとに見返すと、新庄の尾行失敗、別班員の生存映像、ベキ脱獄の準備が一本につながります。あなたは新庄の行動を、公安への裏切りだけだと感じるでしょうか。それとも、テントのもう一つの顔を知った人物の迷いとして見るでしょうか。答えが一つに閉じないところに、『VIVANT』の面白さがあります。
